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ホンダの新型軽商用EV、ヤマト運輸の集配業務で実用性の検証開始
2023年4月14日 15:43
- 2023年4月14日 発表
本田技研工業とヤマト運輸は4月14日、ホンダが2024年春発売予定の新型軽商用EV（電気自動車）について、ヤマト運輸の集配業務における実用性の検証を2023年6月～8月に実施すると発表した。
両社は、ホンダの新型軽商用EVを活用して、環境負荷軽減効果の検証に加え、集配業務における実用性や車両性能の検証を行なうとともに、充電オペレーションを含むエネルギーマネジメントに関する各種基礎データを取得し、より実用性の高いEVの運用に役立てる。
実用性の検証には、軽バン「N-VAN（エヌバン）」をベースとしたテスト用車両を使用。検証期間は、2023年6月1日～8月31日の3か月間で、車両台数は3台。実施エリアは、ヤマト運輸 中野営業所（東京都杉並区）、ヤマト運輸 宇都宮清原営業所（栃木県宇都宮市）、ヤマト運輸 神戸須磨営業所（兵庫県神戸市）。検証内容としては、「環境負荷軽減効果の検証」「集配業務における実用性や車両性能の検証」「EV運用における各種基礎データの取得・検証」となる。
新型軽商用EVは、軽商用バンであるN-VANをベースとして、大容量かつ、助手席からリアまでフラットとなる荷室空間が特徴。これを生かし、同検証ではヤマト運輸が導入を進めている小型モバイル冷凍機「D-mobico」を荷室に2台搭載し、冷蔵・冷凍品の配送にも対応。D-mobicoは、モバイルバッテリーで駆動し、ドライアイスを使用しないため、より環境に配慮した配送を実現するとしている。
