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NEXCO中日本、高速道路上の事故や落下物など約2km手前で注意喚起情報 「みちラジ」アプリで提供開始

2023年4月25日 発表

直近事象に対する注意喚起情報提供イメージ

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は、スマートフォンの情報通信アプリ「みちラジ」において、NEXCO中日本管内全域で事故や落下物など、突発事象の約2km手前で注意喚起情報の提供を開始したと発表した。

 スマホアプリの「みちラジ」は、高速道路を走行中の利用者の位置情報をもとに、進行方向上の交通情報などを個人のスマホに音声でプッシュ通知して知らせるもので、2021年2月よりサービス開始。インターチェンジやジャンクションなどの約4㎞手前の地点で、この先で発生する通行止め、渋滞、事故、交通規制などの道路交通情報のほか、所要時間情報やサービスエリア・パーキングエリアの混雑状況などを音声で知らせる。

定点での情報提供イメージ

 今回、「みちラジ」の機能拡充として、高速道路上で発生した事故・落下物などといった突発事象に対し、発生地点の約2㎞手前で音声案内による注意喚起を促す機能を追加した。

 NEXCO中日本では、これまで情報板など情報提供設備で利用者へ高速道路上の事象を知らせてきたが、情報提供設備が設置されていない箇所では事象を知らせるとともに注意喚起を促す手段がなかったとし、今後は利用者の位置情報をもとに、走行していく先で発生している突発事象を知らせ、注意喚起を促すことで、高速道路利用者の安全運転を支援するとしている。