三菱自動車、愛知県岡崎市の市有林「岡崎アウトランダーの森」で森林保全活動を開始

「岡崎アウトランダーの森」看板お披露目式

　三菱自動車工業は5月15日、岡崎製作所や技術センターが立地する愛知県岡崎市（中根康浩市長）の市有林「岡崎アウトランダーの森」での森林保全活動を開始したと発表した。

　今回の活動は2023年3月に岡崎市と締結した「森林保全活動連携協定」に基づいて実施されるもの。三菱自動車は、2030年度までに事業活動CO2排出量を50％削減すること（自社における直接排出のScope1と自社が購入・使用した電力、熱、蒸気などのエネルギー起源の間接排出のScope2の総量・2018年度比）を掲げており、自動車の生産活動などにおけるCO2削減活動に加え、こうした森林保全活動を通じたカーボン・オフセットにより目標達成を目指していく。

　活動開始にあたって行なわれた看板のお披露目式では、岡崎市の中根康浩市長が「森林保全活動連携協定を締結した、三菱自動車工業株式会社さまおよび、西日本三菱自動車販売株式会社さまとの初めての活動が本日実施されることは、ゼロカーボンシティを目指す本市にとって、模範となる活動の実施に感謝申し上げるとともに、本市とともに末永い活動をお願い申し上げます」とコメント。また、三菱自動車の加藤隆雄社長は「脱炭素に取り組んでいくには、岡崎市さまをはじめとした地域社会の皆さまとの、より一層の連携が極めて重要であると考えております」と述べた。

　三菱自動車は、山梨県早川町の「パジェロの森」でも森林保全活動を行なっており、こうした地域と連携した森林保全活動を通じて、事業活動におけるカーボン・オフセットを推進していくとした。

【訂正】三菱自動車工業よりニュースリリースの内容について訂正がありました、本記事においても記事初出時の内容から訂正をさせていただきました。