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パナソニック、リアビューカメラ「CY-RC110KD」 F値1.8のレンズを採用し暗い場所でも高い視認性を確保

2023年6月中旬 発売

オープンプライス

リアビューカメラ「CY-RC110KD」

 パナソニック オートモーティブシステムズは、暗い場所でも高い視認性で広画角のHDR(ハイダイナミックレンジ)対応となるリアビューカメラ「CY-RC110KD」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

 今回発売されるのは、従来機種「CY-RC100KD」より高い性能となるF値1.8のレンズを採用することで、最低照度が約1.0lxから約0.5lxに向上。夜間、屋内駐車場といった暗いシーンで鮮やかな色と低ノイズによる視認性の向上、広画角化を実現した。

 また、従来機種では水平146度/垂直114度だった画角を、水平162度/垂直126度へ拡大。近づいてくる自動車、自転車、歩行者をいち早く認識できるようにして、安全性を向上させた。

 さらに、従来機種と同様に、HDR対応イメージセンサーを搭載し、画像の明るさをリアルタイムで補正することで、強い光のある場所や暗い場所で発生する白飛び・黒つぶれを抑制。見やすい画像も実現。

 そのほかにも、全長9mのコードを3分割し、車室外のカメラ、バックドア、トランク、車室内を経由する複雑な配線も簡単に作業可能としたほか、ねじ式ロック機構のコード接続コネクタを採用し、狭いところでも着脱しやすく作業性を高めるとともに、配線作業時に引っ張られたり、走行中の振動が伝わったりすることでは簡単に外れないようにしている。

仕様一覧

品番:CY-RC110KD
出力映像:広角鏡像(後方確認用)
使用電源:DC12V マイナスアース
消費電力:約0.96W(約70mA)
撮像素子1/3.7型カラーCMOS
有効画素数:約41万画素(イメージセンサー)
レンズ:広角 固定焦点 f=1.25mm F値1.8
画角:水平約162度/垂直約126度
水平解像度:400TV本以上(中心部)
映像出力:NTSC VBS 1.0 Vp-p 75Ω
S/N比:40dB以上(推奨照度にて)
照度範囲:約0.5lx~10万lx
外形寸法:23mm×23mm×23mm(幅×高さ×奥行き。背面突起部を除く)、コード長さ0.5m
質量:約25g(コード含む)
保存温度範囲:-40℃~85℃
動作温度範囲:-30℃~85℃