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ジャガー、日本初上陸の「C-TYPE/D-TYPE コンティニュエーション」を富士モータースポーツミュージアムなどで一般公開 価格2億円超えで数量限定販売
2023年5月30日 12:31
- 2023年5月29日 発表
ジャガー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は5月29日、ル・マン24時間耐久レース優勝車「C-TYPE」「D-TYPE」を忠実に再現した「CONTINUATION」モデルを、富士モータースポーツミュージアムとクラシックカーオーナー向けのミーティングイベント「Ralph’s Coffee & Cars supported by Octane」で展示、一般公開することを明らかにした。
日本で数量限定販売される「C-TYPE CONTINUATION」「D-TYPE CONTINUATION」は、英国コベントリーにあるジャガー・クラシックの施設にて1台に3000時間以上を費やして手作業で製造されるモデル。価格は「C-TYPE CONTINUATION」が150万ポンド、「D-TYPE CONTINUATION」が175万ポンド。
オリジナルの「C-TYPE」と「D-TYPE」はレース専用車として開発され、「C-TYPE」は1951年にル・マン24時間耐久レースに初参戦し優勝を果たし、その後1953年にも平均速度105.851マイルの新記録も打ち立て優勝。「D-TYPE」はル・マンでの優勝を目指して開発したモデルで、1955年、 1956年、 1957年の3年連続で総合優勝を果たした。
英国コベントリーにあるジャガー・クラシックで手作業で製造される「C-TYPE CONTINUATION」「D-TYPE CONTINUATION」は、ジャガーを象徴するレーシングマシンを新たに製作したもので、現在、台数限定で販売中。顧客の要望に応じたパーソナライズも可能という。当時の機械製図と最新のCAD技術を駆使して設計され、1台あたり3000時間以上かかる綿密な工程があり、なかでも伝説の直列6気筒XKエンジンのチューニングとバランスを完璧にするために、エンジンだけで9か月を要するとしている。
「C-TYPE CONTINUATION」は、1953年のル・マン24時間耐久レースで優勝した車両と同じ仕様で、革新的なダンロップディスクブレーキのセットアップも施した。
「D-TYPE CONTINUATION」は、1955年仕様のショートノーズと1956年仕様のロングノーズの2種類から選択可能。また、どちらのモデルもオリジナルに忠実にしながら、耐久性向上のためにボディパネルを厚くし、FIA公認の4点式シートベルト、自動消火システム、スロッシング(振動)を軽減する最新の燃料バッグを装備した。
「C-TYPE CONTINUATION」「D-TYPE CONTINUATION」日本初上陸を記念した展示イベントの詳細は、下記の通り。
「JAGUAR CLASSIC MUSEUM DISPLAY at FUJI MOTORSPORTS MUSEUM」
開催日:2023年6月5日~6月14日
会場:富士スピードウェイ 富士モータースポーツミュージアム内
〒410-1308 静岡県駿東郡小山町大御神645
「Ralph’s Coffee & Cars supported by Octane」
開催日時:2023年6月18日7時〜10時
会場:東京プリンスホテル駐車場
〒105-8560 東京都港区芝公園3-3-1