ニュース

BMW、コンパクトSAV「X1」に初のディーゼルハイブリッドモデル「xDrive20d」追加 価格は606万円

2023年5月26日 発売

606万円

BMWがコンパクトSAV「X1」に初のディーゼルハイブリッドモデル「xDrive20d」を追加した

 ビー・エム・ダブリューは5月26日、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)モデルである「X1(エックスワン)」のラインアップに、クリーンディーゼルハイブリッド仕様の「X1 xDrive20d(エックスドライブニーマルディー)」を追加した。「xLine」と「M Sport」を2グレードを設定し、価格はいずれも606万円。納車は本年6月からの予定。

 X1は、武骨なSUVとは明確な一線を画す、オンロード走行性能を高めたSAVという革新的なコンセプトを持つモデルで、他のXモデル同様にさまざまな特徴を備えながら、特に、高いアイ・ポイントがドライブ時に安心感をもたらす「セミ・コマンド・シート・ポジション」、開放感のある「インテリア・スペース」、多彩な収納機能、自由自在にアレンジ可能な「リア・シート」など、アクティブなライフスタイルにも柔軟に対応する使い勝手のよさと、BMWならではの俊敏で爽快な走りを兼ね備えた1台。

プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X1」
ボディサイズは4500×1835×1645mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2690mm、車両重量は1740kg、車両総重量は2015kg
直列4気筒2.0リッターディーゼル・エンジンは、最高出力110kW/4000rpm、最大トルク360Nm/1500-2500rpmを発生する

 誕生から第3世代目となる新型X1は、内外装ともに、どの角度から見ても力強くもモダンで、シンプルながらも洗練された印象が特徴で、BMWカーブド・ディスプレイの採用や、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザー・インターフェースも大幅なデジタル化が施された。BMWスモール・コンパクト・セグメント初のバッテリEV(電気自動車)「iX1(アイエックスワン)」もラインアップ。

X1のインテリア
後部席は4:2:4の可倒式でラゲッジスペースへつながるので長い荷物も搭載可能

 今回、新たにラインアップに追加した「X1 xDrive20d」は、最高出力110kW/4000rpm、最大トルク360Nm/1500-2500rpmを発揮する直列4気筒2.0リッターBMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンに、ダイナミックな走りを実現する7速DCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)、48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載し、さらに、他のラインアップ同様に、エアロダイナミクスの最適化などにより、セグメント最大級となるWLTCモードで19.5km/L、JC08モードで22.6km/Lの燃料消費率を実現した。

 さらに、インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」の採用により、街中での走行はもちろん、オフロードでの走破性も優れている。