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BMW、新型「X1」発表会 コンパクトクラスのEV「iX1」を前面に押し出した展示

2023年2月17日 開催

新型「X1」の製品発表会を東京・六本木の東京ミッドタウンで開催

 ビー・エム・ダブリューは2月17日、新型「X1」の製品発表会とともに「#Discover your JOY BMW Drive&Feel」と題した発売記念イベントを東京・六本木の東京ミッドタウンで行なった。

 会場では新型X1の実車と特徴が紹介されるとともに、トークセッションではモデルの滝沢眞規子さん、俳優の井浦新さん、モデルの島袋聖南さんと石倉ノアさん夫妻がX1の感想と、BMWのテーマである“JOY”について語った。

発表会には2台のiX1がベールに包まれて置かれた

純電気自動車のiX1のみを展示した発表会

 新型X1は直列4気筒 2.0リッターターボガソリンエンジンを搭載する「X1 xDrive20i」と、システム全体で最高出力200kWのEV(電気自動車)「iX1 xDrive30」がある。どちらにもエレガントに仕上げた「xLine」とスポーティさを増した「M Sport」の2つのデザインラインが同価格で用意される。

 会場にはガソリンエンジンモデルの展示はなく、iX1 xDrive30のxLineとM Sportを展示。EVを前面に押し出した展示となった。

ビー・エム・ダブリュー株式会社 ブランド・マネジメント・ディビジョン本部長 遠藤克之輔氏

 発表会では、BMWブランド・マネジメント・ディビジョン本部長の遠藤克之輔氏がBMWのXモデルが国内の販売数の3分の1を占める人気カテゴリーになっていること、BMWのスローガン「駆け抜ける喜び」をXモデルも例外なく備えていることなどを紹介。その一方で、BMWは2013年発売の「i3」からEVの市場を開拓し、i3の後は大きなクラスのモデルでEVを展開してきたが、iX1で再びコンパクトクラスに導入したことを紹介した。

 遠藤氏は「iX1の一充電走行距離は465kmまで。遠くのキャンプ場に行く、家族と旅に出る、友達とドライブに行く。こういったさまざまなシーンで幅広く活用いただける」と語り、航続距離の長さも強調した。

iX1のアンベール。新型X1のボディサイズは「X1 xDrive20i」「iX1 xDrive30」ともに共通で、4500×1835×1620mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2690mm

カーブドディスプレイなど、新しいインターフェース採用

 続いて、BMWブランド・マネジメント・ディビジョン・プロダクトマネージャーのプリュボ・ケビン氏が登壇し、X1についての説明を行なった。

ビー・エム・ダブリュー株式会社 ブランド・マネジメント・ディビジョン・プロダクトマネージャー ケビン・プリュボ氏

 プリュボ氏はエクステリアでは、力強い印象を与えるスクエアなキドニーグリル、X字に伸びるキャラクターライン、丸目4灯のヘッドライトを最新のデザインとしたアダプティブLEDヘッドライトなどフロントまわりの特徴や、リアの立体的な造形を施したLEDテールランプを紹介。また、サイドのドアハンドルは出っ張りのないフラッシュハンドルとした点は空気抵抗を抑えて燃費にも寄与していることも紹介した。

ガソリンエンジンモデルの燃費
EVの航続距離
カーブドディスプレイによる新しい操作性

 インテリアについては、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化し、運転席側に傾けたカーブド・ディスプレイとし、これまでのiDriveコントローラーを廃止してタッチスクリーンの操作に集約したコクピットデザインになったことを「これがX1とiX1の洗練されたキャラクターデザインをより一層際立たせた」と紹介した。

ヘッドアップディスプレイも装備
トランク容量はリアシートを倒すと1600L
オートマチックテールゲートが標準装備される
スマートフォンをキーにできる「BMW デジタル・キー・プラス」

 シートやトランク容量については、BMWで多く採用している40:20:40の可倒式分割リアシートの採用もあり、通常時で540L、リアシートを倒した場合に1600Lまで広がること、テールゲートも足でトランクを開閉できるオートマチックテールゲートが標準装備であることも強調した。

 また、スマートフォンをキーにできる「BMW デジタル・キー・プラス」を採用しており、5台までバーチャルキーとして登録可能。iMessageなどを利用して家族が友人に送信できることなども紹介した。

 プリュボ氏はまた、iX1のEVとしての性能についても言及。1充電あたりの航続可能距離が465kmであることだけでなく充電性能についても触れ、電池残量10%から80%までの充電にかかる時間は、家庭などの普通充電でBMWウォールボックスを設置して利用すると約6時間30分、急速充電では90kW出力の充電器で47分。急速充電が30分間という制限のある場合は10%から55%まで回復させ、200km走ることができるとした。

EVの電池容量
普通充電で残量10%から80%までの充電時間
エレガントに仕上げた「xLine」とスポーティさを増した「M Sport」のインテリアの違い
シートカラー
ボディカラーは12色を用意
戦略的な価格。iX1は4WDで668万円
iX1にはリースのプログラムを用意した

#Discover your JOY BMW Drive&Feelの紹介で、ゲスト4人のトークセッション

#Discover your JOYキャンペーンを紹介

 発表会では、BMWが2月17日から開始した#Discover your JOYキャンペーンの紹介も行なわれた。1泊2日の試乗モニター・キャンペーンや、全国5か所でX1とiX1の試乗ができる「#Discover your JOY BMW Drive&Feel」などを行なうものとなる。

 発表会ではさらに滝沢眞規子さん、井浦新さん、滝沢眞規子さん、島袋聖南さんと石倉ノアさん夫妻を招き、トークセッションを行なった。

4人からX1の感想や“JOY”についてが語られた

 18歳で免許を取ってクルマが大好きという滝沢さんは「クルマを選ぶとしたら、すごいポイントがたくさんありすぎて……1つ選ぶとしたらデザイン」と語ったほか、クルマのサイズ感についても東京で走るにはちょうどいいとし、カーブドディスプレイについては「お掃除がラクそう」と評価。また、スマートフォンをキーにして転送もできるBMW デジタル・キー・プラスについては「すごい衝撃だったんですけど」と驚いた様子。

モデルの滝沢眞規子さん

 一方、クルマは操作性と荷物が積めることにこだわるという井浦さんは実際にX1を見た感想として「言いたいことはすごくいっぱいあるが、まずデザインで、至るところに“X”が仕込んであるので見つけることがちょっと楽しく、素敵だなと思った」と語り、カーブドディスプレイのカーブの具合からドライブモードで設定が細かくできる点など多くが語られた。

俳優の井浦新さん
井浦さんからは実際にX1に乗った印象が細かく語られた

 島袋さんと石倉さん夫妻は、2022年に子供が生まれたばかり。そのことから、島袋さんは子供を抱いたままトランクが開けられるテールゲートのスマート・オープナー機能が気に入った様子。

モデルの島袋聖南さんと石倉ノアさん夫妻

 一方の石倉さんは、iX1のキドニーグリルについて「電気自動車となるとエンジンを冷やさなくていいので閉じてる!」と驚くとともに、夏の暑い日にクルマに乗るときは自分が先にクルマに乗って車内の熱気を逃がすことをしていたが、EVなら遠隔でエアコンをONできる点について「ものすごいポイントが高い」と評価した。

実車を展示

 今回の発表会場となった六本木の東京ミッドタウンでは、2月18日~19日に東京エリアの試乗会が実施された。それに先立って行なわれた今回の発表会では、ボディカラーがユタ・オレンジ・メタリックの「iX1 xDrive30 xLine」と、ホワイトの「iX1 xDrive30 M Sport」が展示された。

会場の2台はどちらもEVのiX1
ホワイトの「iX1 xDrive30 M Sport」
フロントまわり
キドニーグリルは空気の穴が開いていない
4灯ヘッドライト
ヘッドライトはアダプティブタイプのLED
出っ張りのないフラッシュ・ハンドル
EVなのでリアにはエキゾーストパイプはない
リアまわり
充電のポートは左前が普通充電
右側後方が急速充電。コネクターはサイズも端子形状も違うので間違って挿すことはない
18インチホイールとタイヤ
M Sportのインテリア
シフトレバーに相当するシフトスイッチがある
M Sportのペダル
ドアトリム
リアシート
トランク
エンジンはないがエンジンルームはある
ユタ・オレンジ・メタリックの「iX1 xDrive30 xLine」
BMWウォールボックスによって充電する様子
19インチホイールとタイヤ
xLineのインテリア
カーブドディスプレイ
上から見るとカーブの具合がよく分かる
シフトレバーはなくスイッチになっている
グローブボックス
xLineのペダル
アームレスト
リアシート