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BMW、「X1」改良モデルを公開。PHV「X1 xDrive25e」は2020年生産開始

キドニーグリルの拡大など内外装を変更

2019年5月29日(現地時間)発表

新型「X1」

 独BMWは5月29日(現地時間)、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X1」の改良版を公開した。

 取りまわしのよいコンパクトなボディと逞しく力強いスタイリングを両立した現行X1は、2代目として2015年に日本導入。今回の改良は内外装にわたって行なわれ、エクステリアではキドニーグリルやフロントのエアインテークを拡大するなど、より迫力あるデザインに進化。さらにミサノブルーメタリック(M Sport専用)など3色の新しいボディカラー、4つの新しいホイールデザインを追加した。

エクステリアではキドニーグリルなどが新しいデザインに

 インテリアではインパネ中央に6.5インチのスクリーンが標準装備され、ナビゲーションシステムを選択すると8.8インチまたは新しい10.25インチのタッチコントロールディスプレイが付く。そのほか後席では40:20:40の分割可倒式を採用するとともに、最大で13cmのスライドが可能な機構などをオプションで用意する。

新型X1のインテリア

 モデルラインアップについては、ガソリンエンジン搭載車として170kW(231HP)の「X1 xDrive25i」、ディーゼルエンジン搭載車として85kW(116HP)の「X1 sDrive16d」、170kW(231HP)/450Nmの「X1 xDrive25d」などを設定。今夏にすべてのガソリンエンジンとディーゼルエンジンが「Euro 6d-TEMP排ガス規制」の要件を満たすようになるという。トランスミッションは6速MTまたは7速DCTを採用する。

 加えて、PHV(プラグインハイブリッド)システムを搭載した「X1 xDrive25e」を2020年3月に生産開始することを明らかにしており、電力だけで50km以上のEV走行が可能になるとアナウンスしている。