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カーメイト、純正HIDバーナー交換用LEDヘッドライトバルブ「GIGA D10シリーズ」 明るい6000Kと見やすい4500K

2025年3月25日 発売
オープンプライス
カーメイトが高性能LEDヘッドライトバルブ「D10」シリーズを発売した

発光点やカットオフラインの調整など、H.I.D.開発の経験をLEDバルブ設計に

 カーメイトは3月25日、自動車用ライトブランド「GIGA(ギガ)」から、LEDヘッドライトバルブ「D10」シリーズを新たに発売した。価格はオープンプライス。

 現在クルマの平均使用年数は約13年と長くなっていて、H.I.D.装備車の補修やドレスアップの需要が今も多いという。そこでカーメイトは、20年間培ってきたH.I.D.バーナー自社製造の経験を活かし、H.I.D.灯具に最適化するLEDバルブを開発。H.I.D.灯具と同じ全長としながら、独自のLEDチップ選定と発光点位置の最適化により、純正H.I.D.を上まわる明るさを実現した。

左6000K(BW904)/右4500K(BW906)路面照射(画像はイメージ)
H.I.D.灯具と同じ全長としながら、純正H.I.D.を上まわる明るさを実現した

 また、2024年8月より順次車検に導入された「ロービーム検査」にも対応するなど、明るさと純正バーナー同等のカットオフラインを実現した車検対応品を両立させたほか、カラー(色温度)は、白色系の「6000K」だけでなく、これまでにない純正H.I.D.色の「4500K」も用意。市場で流通台数が多いSタイプ灯具専用(D2S/D4S)として展開する。

色温度6000Kの路面照射イメージ
色温度4500Kの路面照射イメージ

LEDならではの配光設計で、H.I.D.を超える明るさとワイド照射を両立

 発光点の位置が限定的なH.I.D.と異なり、LEDは配光の設計に自由度があることから、LEDだからこそできる発光点の位置調整や高輝度LEDチップの選択によって、路肩まで照らすワイドな配光とH.I.D.を凌ぐ明るさを両立している。

純正H.I.D.との照射光比較。前方が明るくなるH.I.D.に対し、D10シリーズはよりワイドに全域を明るく照射

H.I.D.バーナーと同等サイズの一体型構造で配線がなく交換しやすい

「D10」シリーズは、ドライバーユニットをバルブに内蔵したコンパクトな一体型構造のため、純正H.I.D.バーナーと同等サイズを実現することで多くの車種に取り付け可能としている。また、一体型構造なので面倒な配線作業は不要で、純正H.I.D.バーナーと入れ替えるだけの簡単交換を実現した。

LEDヘッドライトバルブ概要
取り付け手順イメージ
D10シリーズラインアップ