ホンダ、「F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2025」で「プレリュード」プロトタイプのインテリア一般初公開 歴代F1マシン17台も一堂に展示

今秋発売予定の「プレリュード」プロトタイプ車両がインテリアを確認できる状態で一般初公開

　本田技研工業は4月2日、東京・お台場で開催されているF1日本グランプリ公式プロモーションイベント「F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2025」の会場内で、「プレリュード」のプロトタイプ車両を展示した。

　F1日本グランプリのパブリックビューイングや歴代F1マシンの展示、カートやシミュレーターなどの体験コンテンツ、グッズ販売などによってモータースポーツの魅力を紹介する「F1 VILLAGE ZONE」でプレリュード プロトタイプ車両が展示され、ホンダスポーツカーのヘリテージを受け継ぐ新しいプレリュードがアンベールされると、ブース前を通り過ぎようとしていた人が気付いて足を止め、周辺を歩いて外観を確認したり、スマートフォンを近づけて車内を撮影する姿が数多く見られた。

プレリュード プロトタイプ車両

　これまで東京オートサロンやホンダウェルカムプラザ青山で行なわれた一般公開ではウィンドウ類がブラックアウトされた状態で車両展示されてきたが、今回の車両では内部が見えるクリアなガラスに変更。ドアやリアハッチなどを開けることはできなかったが、ガラス越しにハイバックスタイルのシートやモノトーンのインテリアカラーなどが確認できた。

クリアになったガラスウィンドウ越しに車内を見ることができる

スマートフォンでインテリアの様子を撮影する人の姿も多く見られた

歴代F1マシン17台を一堂に展示

「F1展示エリア」では「レッドブル・レーシング RB21」（ショーカー）と「ホンダ RA272」を並べて展示

　また、「F1 VILLAGE ZONE」にある「F1展示エリア」では、F1シーンを彩ってきた歴代F1マシン17台を展示。12時から実施されたデモランイベント「Red Bull Showrun×Powered by Honda」に向けた調整でエンジンを始動する車両もあり、こちらにも多くの人が集まっていた。

「ホンダ RA272」

ホンダ RA272

「レッドブル・レーシング RB21」（ショーカー）

レッドブル・レーシング RB21（ショーカー）

「マクラーレン ホンダ MP4/5B」

マクラーレン ホンダ MP4/5B

「レッドブル・レーシング RB7」

レッドブル・レーシング RB7

「トロロッソ STR14」

トロロッソ STR14

「フェラーリ F14T」

フェラーリ F14T

「ホンダ RA106」

ホンダ RA106

「フェラーリ F2005」

フェラーリ F2005

「ジョーダン ホンダ EJ12」は3月に他界したエディ・ジョーダン氏の追悼として展示

ジョーダン ホンダ EJ12

「フェラーリ F1-2000」

フェラーリ F1-2000

「ティレル ホンダ 020」

ティレル ホンダ 020

「ウィリアムズ ホンダ FW11B」

ウィリアムズ ホンダ FW11B

レンタルカート（N35）によるタイムアタックやEVカートの走りを体験できる「カートアタック」

「EA Sports F1 24」とコックピットコントローラーでF1の世界を体験できる「F1 Simレーシング」

タイヤ交換作業でF1チームのピットクルー気分を味わえる「ピットストップチャレンジ

4月4日～6日の3日間には巨大スクリーンを使ったF1日本グランプリのパブリックビューイングも行なわれる