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モリタエコノス、三菱ふそうの「eキャンター」を用いた「EV回転式塵芥収集車 eパックマスター」 作業員の負担軽減を実現

2023年5月24日 発表

EV回転式塵芥収集車 eパックマスター

 モリタエコノスは5月24日、「EV回転式塵芥収集車 eパックマスター」を開発したと発表した。

 EV回転式塵芥収集車 eパックマスターは、シャシーに三菱ふそうトラック・バスの電気小型トラック「eCanter(キャンター)」を採用することで、脱炭素化と低騒音化を実現。車両後部に積込作業負荷状況のインジケーターを装備することで、バッテリ消費の軽減を促すほか、車両後部の投入口にICタグで操作可能な自動開閉扉(M-Smooth Door)をオプションとして採用することで、作業負担を軽減するとともに、作業員以外の開閉操作を防止する。

積込作業負荷状況のインジケーターを装備
ICタグで操作可能な自動開閉扉(M-Smooth Door)を採用

 ごみ収集を担う地方公共団体は、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めるとともに、収集作業現場の労働力不足を背景に労働環境の改善を求めているが、モリタエコノスはこれらの課題を解決すべく、「電動化」「省力化・安全性向上」を実現したEV回転式塵芥収集車を開発したという。