ビクター、軽量・コンパクトなポータブル電源「BN-RF800」とポータブルソーラーパネル「BH-SV100」

ポータブル電源「BN-RF800」

　ビクター（JVCケンウッド）は、ポータブル電源「BN-RF800」、ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格はポータブル電源が12万円前後、ポータブルソーラーパネルが4万1000円前後。

ポータブル電源「BN-RF800」

　ポータブル電源のBN-RF800は、折りたたみ式のハンドルを採用し、軽量・コンパクトながら定格AC700W、瞬間最大1400W出力、容量806.4Whのバッテリを搭載したスタンダードモデル。

　先行モデルと同様に、熱安定性に優れ、信頼性が高く、約3000回の充放電が可能な「リン酸鉄系リチウムイオン充電池」を採用し、スマートフォンやタブレットをはじめ、扇風機や電気毛布、ノートPCやコーヒーメーカーといった家電製品の使用に対応している。

　また、充電完了後もコンセントに挿したままでの使用が可能。バッテリの劣化や事故のもとになり得る「過充電」や、残量がないままの状態で放置されることによって電池性能が失われる恐れがある「過放電」を防ぎ、常に満充電に近い状態を保てるため、必要な時にすぐに使えるようになっている。

　さらに、コンセントから本機を中継して家電製品と接続しておくことで、停電時などに電気が遮断された場合に、わずかな時間で自動的に電力を供給する「自動給電切り替え機能」を搭載。液晶部の残量サークルが回転し、視覚的にも分かりやすくなっている。

　デザインは、ベージュを基調としたカラーリングと、圧迫感のない丸みを帯びたフォルムを採用することにより、グランピングやバーベキュー、キャンプや車中泊などの屋外使用から日常使いまで、さまざまなシーンにマッチ。本体の端子やボタンに日本語表記を採用するとともに、出力端子を線で区分けして、分かりやすさにも配慮している。

　そのほかにも、停電時やキャンプに便利なLEDライトを搭載。ライトボタンを押すごとに、LEDライトを弱点灯/強点灯/SOS信号に切り替えられる。

ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」

　ポータブルソーラーパネルのBH-SV100は、最大23％の高効率変換パネルの採用により、最大出力100Wを実現。本体重量は約4kgで、2つ折りで持ち運びしやすいコンパクトモデルとなっている。

　また、USB Type-C×1、USB Type-A×1の出力端子を備え、ポータブル電源の本体充電だけではなく、スマートフォンの充電やUSB機器への給電も可能。コンセントから充電できない環境でも、太陽光による発電により、さまざまな機器をクリーンに給電・充電可能としている。

ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」