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フォルクスワーゲン、新型「ティグアン」の一部情報公開 ディーゼル、ガソリン、マイルドハイブリッド、PHEVを展開して今秋デビュー

2023年6月15日(現地時間)発表

新型「ティグアン」の一部情報を公開

 独フォルクスワーゲンは6月15日(現地時間)、新型「ティグアン」の開発が最終段階を迎え、それに合わせて一部情報を公開した。新型ティグアンのワールドプレミアは今秋を予定しており、市場投入は2024年としている。

 発表によると、新型ティグアンはMQB evoプラットフォームを用い、HDマトリックスヘッドライトや新しいアダプティブシャーシコントロールなどを備えることでプレミアムなモデルへと進化しているという。

新型ティグアンのボディサイズは全高、全幅、ホイールベースは先代とほぼ同じとしつつ、全長は約30mm伸びるとのこと

 インテリアも刷新され、新開発のコクピットとインフォテインメントシステムを採用。インストルメントパネルの中央には新型「ID.4」(Lite Launch Editionは10インチ、Pro Launch Editionは12インチ)よりも大型の15インチディスプレイが鎮座し、センターコンソールにはドライブモードを選択できるロータリースイッチが備わる。高品質の素材や遮音性の向上により快適性が高まり、新しい「アコースティックパッケージ」(オプション)と組み合わせることで新型ティグアンをさらなるプレミアムクラスに引き上げるという。さらにオプションでエルゴアクティブフロントシートが用意され、こちらはランバーサポート機能やシートヒーターに加えマッサージ機能も備わる。

 また、将来的にティグアンはDSGモデルのみのラインアップになることがアナウンスされており、センターコンソールからシフトノブが廃された。これに伴い、シフトの変更はID.シリーズと同様にステアリングの右側にレイアウトされるスイッチによって行なう。

新型ティグアンのインテリア

 パワートレーンはディーゼルターボエンジン(TDI)、ターボチャージャー付きガソリンエンジン(TSI)、マイルドハイブリッドターボチャージャー付きガソリンエンジン(eTSI)、プラグインハイブリッドシステム(eHybrid)を用意。PHEVでは最大100kmのEV走行レンジを目指している。