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ヤマハ、スノーモビル事業から撤退 日本は2022年、欧州は2024年、北米は2025年モデルで終了

2023年6月28日 発表

ヤマハ製スノーモービル

 ヤマハ発動機は6月28日、スノーモビル事業から撤退することを決定したと発表した。日本は2022年モデル、欧州は2024年モデル、北米は2025年モデルまでで販売終了予定。なお、販売したスノーモビルのアフターサービスは今後も継続するとしている。

 同社は、1968年にスノーモビルの1号機「SL350」を発売。以来55年にわたり、降雪地域の移動手段、スポーツやレジャー、業務用として、北米・欧州を中心に事業展開してきた。

 撤退の理由については、環境に配慮した4ストロークモデルの早期投入や他社提携によって事業成長を目指してきたが、持続的な事業継続は困難との判断に至った。今後は、既存事業や新たな成長事業へと経営資源を集中させるとしている。なお、連結業績への影響は軽微としている。