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鈴鹿サーキットホテルのビュッフェレストラン「THE DINING」に行ってみた ディナー日帰り予約スタート
2023年7月4日 11:01
- 2023年7月3日 発表
7月、まもなく夏休み。新型コロナウイルスも「2類相当」から「5類」となり、2023年の夏はお出掛けを考えている読者が増えているだろう。今回は鈴鹿サーキットホテルに隣接するホテルレストラン「THE DINING」を紹介しよう。
鈴鹿サーキットが大幅リニューアルしたのは2009年。グランドスタンド、ピットビル、パドックなどが一新された。翌2010年の春にオープンしたレストランが「そら・たべよ」。コロナ禍を経て「そら・たべよ」はサーキットホテル宿泊者専用のレストラン「THE DINING」へとリニューアル。その「THE DINING」は今年、2023年3月から宿泊者以外も利用できる「ディナー日帰り予約」が可能となり、予約をすれば誰でも利用可能となった。
「THE DINING」のディナー料金は大人(中学生以上)5000円、子ども(小学生)3200円、幼児(3歳以上~未就学児)2000円、3歳未満は無料。予約は1カ月前から当日の16時まで、「THE DINING」のサイトのリンク先で予約できる。
普段の利用はもちろん、週末に遊園地で遊んだ後に利用することもできるし、レース開催時の利用も可能だ。筆者は6月のSUPER GT 第3戦の決勝後に食事をしてきたので、その様子をお伝えしよう。
「THE DINING」はビュッフェ(バイキング)形式のレストランで、地元の三重県の食材を生かした和・洋・中の料理を食べることができる。営業時間は17時30分~19時、19時30分~21時の完全入替制となっている。筆者はレース終了後に記事掲載を済ませ、19時過ぎにレストランに移動すると、入口には10人以上のお客さまが19時半のオープンを待っていた。
ビュッフェ形式なので、並べられたばかりの真っさらな料理を撮影するため、10分ほど前にレストランに入り撮影を始めたが、「お並びいただいている人数が増えたので早めにオープンします」とのこと。残念ながら全品撮影することはできなかった。
撮れるだけ撮って、席に着くとスタッフさんからテーブルに置かれた紙袋について説明を受けた。燃やせるものはすべてこの紙袋に入れてほしいとのこと。なるほど箸はもちろん、スプーンやフォークも木製となっていた。
この日はレース後とあってレーシングチームのグッズを身につけた人もチラホラ、サーキットホテル宿泊者は備え付けの部屋着(パジャマ)で食事ができるので、リラックスした親子連れも多かった。
提供されたすべての料理を撮ることはできなかったが、ずらーっと40枚ほどの写真をご覧いただきたい。
2010年、筆者は「そら・たべよ」がオープンしたときは完食を目指し「炭水化物系は後回し」と作戦を立てて臨むもあっさり玉砕。10数年が経過し年齢的に完食は無理なので「炭水化物系は後回し」は意識しつつ料理を4巡、最後にデザートなど計5巡のディナーを堪能した。
レストランの入口近くにお子さま専用のフリースペースなども用意されている。2010年のレストランリニューアルの際に設置された鈴鹿サーキットらしいトイレも健在だった。
現在、「THE DINING」では「鈴鹿8耐限定 ディナー一般販売」の予約が始まっている。8月4日~6日に開催される"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレースの観戦後も「THE DINING」でディナーを楽しむことが可能だ。
夏休み期間には鈴鹿8耐に続き、8月26~27日にSUPER GT 第5戦も開催される。レース後の大渋滞を避け、チョット贅沢にディナーというのもわるくないだろう。
ちなみに筆者が食事を済ませ、サーキットの駐車場を出たのは20時50分頃。レース後しばらくは東名阪 鈴鹿インターチェンジに向かう道は渋滞するがこの時刻になると渋滞はなし。鈴鹿インターチェンジまで20分ほど、名古屋市内(瑞穂区)まで1時間ほどで移動できた。