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ブリヂストン、新たな国内店舗ネットワーク「B-select」 販売店舗の枠を超えて全国どこへでも高品質なサービスなどを届ける新体制

2023年7月3日 発表

ブリヂストンが新たな国内店舗ネットワーク「B-select」の展開を発表した

 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは7月3日、日本国内にて、プレミアムタイヤ、サービス・ソリューションを提供する国内の新たな店舗ネットワーク「B-select」を展開すると発表した。

 「B-select」は、「コクピット」「タイヤ館」「ミスタータイヤマン」「ブリヂストンタイヤショップ」といったタイヤ販売店が持つコンセプトはそのままに、差別化されたソリューションを提供できる新たな小売サービスソリューションネットワークのこと。

 ブリヂストンは、2022年に発表した「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」に沿って、プレミアムタイヤ事業を中核に、ソリューション事業と連携を深め、ビジョンで掲げる「サステナブルなソリューションカンパニー」として、社会価値・顧客価値の創造を両立することへ挑戦しているが、その中で「断トツ」の商品・サービス・ソリューションをユーザーに寄り添い提供する小売サービスソリューションネットワークは、プレミアムタイヤ事業、ソリューション事業の成長・進化を支えるイネーブラーであり、グローバルでユーザーとの大切な接点として、今後も拡充させるとしている。

 また、日本国内でもユーザーのソリューションとして価値のあるプレミアム商品やデジタル技術を活用したサービスを企画・展開していくが、これらは実際に現場でユーザー1人ひとりの困り事を理解したうえで最適な提案を行ない、高品質な接客とサービスの提供を行なう拠点にて初めてその価値が実現されるものとなる。

 今回発表した「B-select」は、こうしたソリューションの価値実現のための拠点を全国に配置して、多くのユーザーまたは広域で活動するユーザーに対して、全国どこでも高品質なサービス・ソリューションを届けるための店舗ネットワークとなる。今後この新たに展開するネットワークにて、価値の中核となるBtoB、BtoC向けサービス・ソリューションを拡充しつつ、ユーザーへの浸透を加速させ、乗用車ユーザーにはタイヤの購入をより便利に、タイヤの使用をさらに安心安全なものにし、輸送事業者には、稼働の最大化や労務軽減などの効率化に貢献すると共に、環境負荷の低減など、社会価値と顧客価値の創造を両立するとしている。

 B-selectは、まずはブリヂストン直営店およびブリヂストンタイヤショップのパートナーとスタートし、将来的にはB-selectの理念や方向性に賛同してもらえる新たなパートナーを交えて拡大していく予定という。

 なお、現時点で乗用車ユーザーに対応する販売店はすでに約700店が参加しており、将来的には1000店以上の規模を目指すほか、輸送事業者向けには2023年中に約400店、将来的には500店以上の規模のネットワークにして、今後ますます高まるソリューションニーズへの対応力を拡大していくという。

 ブリヂストンは、「B-select」の展開を通じて、高品質なサービス・ソリューションを届けることで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げている「Easeより安心で心地よいモビリティライフを支えること」、「Extension人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」にコミットするとしている。