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ケンウッド、デジタルルームミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”「DRV-EM4800」 新機能「斜め後方障害物警告」など採用

2023年8月23日 発表

デジタルルームミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”「DRV-EM4800」

 JVCケンウッドは8月23日、ケンウッド(KENWOOD)のドライブレコーダー新ラインアップとして、前方・後方の同時撮影に対応するデジタルルームミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”「DRV-EM4800」を9月下旬より発売すると発表した。価格はオープンプライスで、市場想定価格は5万4100円前後。

 DRV-EM4800は、大画面12V型IPS液晶を採用したデジタルルームミラーを搭載する前後撮影対応2カメラドライブレコーダー。ドライブレコーダーとして前方・後方の走行映像の録画を行なうとともに、デジタルルームミラーとしてリアカメラで撮影する映像をリアルタイムに高画質で大画面に映し出し、荷物や車体などで生じる死角が少なく、広い視界で後方確認を可能とする。

 デジタルルームミラーに表示するリアカメラの映像は、新たに搭載された「表示画角調整機能」によって6段階の拡大表示が可能なほか、広角レンズによる遠近感の強調を調整することができ、後方車との距離感をつかみやすくしてくれる。

「運転支援機能」として搭載される新機能「斜め後方障害物警告」では、死角となる斜め後方に接近する車両を検出すると画面表示と警告音で知らせるほか、後方車両の急接近を検出すると画面表示と警告音で知らせイベント記録を開始する「後方急接近警告」や、「前方衝突警告」「車線逸脱警告」「発進遅れ警告」といった機能を搭載してドライブをサポートする。

 そのほかの特徴として、明るく低ノイズで色再現性に優れる新採用のCMOSセンサー「PureCel Plus」や、明暗差の大きいシーンも安定した映像で撮影できるHDR機能、広範囲を記録できる広視野角レンズなどのデバイスや機能を、同社独自の映像・車載技術でチューニングした「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」により、総合的に画質を向上、自然でクリアな映像表示と録画を実現させた。

デジタルルームミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”「DRV-EM4800」

 同社のドライブレコーダーラインアップは、ハイエンドモデルの「Xシリーズ」、ミドルレンジの「Gシリーズ」、エントリーモデルの「Rシリーズ」の3シリーズで市場展開。DRV-EM4800は、最上位の「Xシリーズ」として展開し、高画質・後方視認性能・安全支援を兼ね備えたデジタルルームミラー型ドライブレコーダーとして提案する。