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ケンウッド、“彩速ナビ”「タイプS」に音声操作対応の2023年モデル 8V型フローティングモデル「MDV-S810F」など計4モデル発表

2023年5月下旬 発売

オープンプライス

 JVCケンウッドは5月18日、ケンウッド(KENWOOD)ブランドのAVナビゲーションシステム“彩速ナビ”「タイプ S」シリーズの2023年モデルとして、計4モデルを5月下旬より発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は「MDV-S810F」が11万5300円前後、「MDV-S810L」が11万円前後、「MDV-S710W」「MDV-S710」が9万2200円前後。

 “彩速ナビ”「TYPE S」シリーズは、高画質と高速レスポンスを実現する彩速テクノロジーの搭載のほか、ハイレゾ音源の再生やHDMI入力などにも対応し、普及価格帯でありながらワンランク上のナビ機能とエンターテインメント性を備えたコストパフォーマンスの高いモデルとして、“彩速ナビ“のラインアップにおいて中核を成すモデル。

 今回発売する「TYPE S」シリーズの2023年モデルは、8V型フローティングモデル「MDV-S810F」、8V型インダッシュモデル「MDV-S810L」、7V型200mmワイドモデル「MDV-S710W」、7V型「MDV-S710」の計4モデルと、2022年モデルに引き続き8V型・7V型のモデルをラインアップした。

8V型フローティングモデル「MDV-S810F」
8V型インダッシュモデル「MDV-S810L」
7V型200mmワイドモデル「MDV-S710W」
7V型「MDV-S710」

 新モデルでは、「音声操作」「平均車速設定」「POIジャンル付帯設備検索」「大気環境配慮型SS(e→AS)表示」という4つの新機能を搭載した。

「ハイ彩速」と声をかけてナビを操作できる「音声操作」に対応

 新機能の「音声操作」は「ハイ彩速」と声をかけてナビを操作できる機能で、ハンドルから手を離さずに発話して運転中に必要なナビ操作が可能。全108操作、242ワードに対応し運転中に必要なさまざまな操作を声で行なえる。

到着予想時刻のさらなる精度向上が可能になった「平均車速設定」

「平均車速設定」は、各地域の道路事情や、個人の運転速度に応じて自由に設定でき、一般道路で20~80km/h(5km/h/Step、初期値=30km/h)、有料道路で20~120km/h(5km/h/Step、初期値=60km/h)、高速道路で20~120km/h(5km/h/Step、初期値=80km/h)設定可能。

駐車場/ドライブスルーがある施設を検索できる「POIジャンル付帯設備検索」

「POIジャンル付帯設備検索」は、行きたい店舗や施設など(POI; Point of Interest)に駐車場とドライブスルーがあるかどうか、ワンタップで検索できる。ナビ画面のチェックボタンをタップするだけで、地図上の駐車場とドライブスルーがある施設にピンが表示されるため、対象施設を簡単に探せる。

「大気環境配慮型SS(e→AS)表示」は、ガソリンスタンドを検索する際、環境省・資源エネルギー庁により、大気環境に配慮し、燃料蒸発ガス排出の抑制に取り組む「大気環境配慮型SS」(愛称:e→AS(イーアス))に認定されたガソリンスタンドにロゴマークを表示。e→ASの認定を受けたガソリンスタンドがすぐに探せるようにした。

 そのほか、別売の同社製デジタルルームミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”「DRV-EMN5700」、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」との連携(「スマート連携」)への対応を継承している。