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ホンダ、可搬型外部給電器「Power Exporter e:6000」 レジャーや災害時など幅広い用途に対応
2023年9月1日 12:31
- 2023年9月1日 発売
- 88万3960円
本田技研工業は9月1日、電動車両(BEV・FCEV・PHEV)と接続することでさまざまな電化製品に電気を供給できる可搬型外部給電器「Power Exporter e:6000」を発売した。価格は88万3960円。
Power Exporter e:6000は、ホンダがポータブル発電機の開発で培った独創の正弦波インバータ技術を採用。精密機器や楽器など、電気の質が求められる製品にも対応する高品質な電力供給が可能な可搬型外部給電器。
現在、国内でのEV(電気自動車)をはじめとする電動車両の増加に伴い、平時・有事を問わず、クルマに蓄えられた電気の活用に対するニーズが拡大しているが、電動車両と接続することで最大6kVAの電力を出力でき、平時はイベントやコンサート、レジャーなどにおける電源として、有事の際には避難所や小規模オフィス、店舗の非常用電源としてなど、多様なシーンでの活用できる。
出力は100Vに加えて200Vにも対応していて、同時に使用することも可能。家庭用電化製品はもちろん、大きな電力を要するオフィス用エアコンや店舗用冷蔵庫など、幅広い電気機器へも対応するとしている。
また、現在販売している「Power Exporter 9000」に対して、高品質な電力供給と200V出力はそのままに約10kgの軽量化を実現したほか、車両と接続する給電ケーブルの長さを1.2mから2.1mへ伸長するなど、使い勝手の向上も図られている。
Power Exporter e:6000の主な特徴
給電コネクタを電動車両に接続し、スイッチを押すだけで給電を開始する簡単操作を実現。また、外部給電機能を備えるクルマであれば、メーカーや車種にかかわらず電気の取り出しが可能。
最大出力6kVA、交流100V/200V同時出力を可能としつつ、精密機器や楽器などにも対応する高品質な電力供給を実現したほか、静粛性が高く、排出ガスゼロとクリーンに電気を取り出せるため、夜間工事や屋外イベントなど、さまざまなシチュエーションでの使用に対応する。
さらに、Power Exporter 9000比で約10kgの軽量化を実現しながら、Power Exporter 9000同様の大型車輪とハンドル、積み下ろしをサポートする大型グリップを備え、優れた可搬性を実現。新たに車載時にトランクに横に倒して積むことが可能となり、より幅広い車種に対応するとしている。