トヨタ「センチュリー」新モデルにヤマハ製スピーカーユニット搭載

トヨタ自動車の最上級モデル「センチュリー」新モデル

　ヤマハは9月12日、トヨタ自動車の最上級モデル「センチュリー」新モデルに、ヤマハの車載用ツイーターユニットやスコーカーユニットが採用されたことを明らかにした。

　今回、トヨタ自動車向けに開発した車載用スピーカーユニットは、ZYLON繊維とポリプロピレン樹脂を独自の配合比で組み合わせた「ZPP振動板」を搭載。

　ZYLON繊維は、ヤマハのホームオーディオ製品のフラグシップHiFiスピーカー「NS-5000」に使用されている素材で、ZPP振動板は、反応速度と減衰率を両立した理想的な特性を持ち、ボーカルの歌声や、ピアノやバイオリンなど中高域の楽器の音を忠実に再現するという。

　同社では、“音楽が生まれた瞬間の感動を届けたい”という想いのもと「Closer to the Artist」 をキーワードに音作りをしていて、「そのクルマにふさわしい理想の車室音響」の実現に不可欠な、新しい高音質スピーカーユニットの開発に注力していくとしている。

トヨタ自動車の最上級モデル「センチュリー」新モデル