トヨタ、「センチュリー」新モデル初公開 スライドドアも選べるSUVスタイルを追加

最上級ショーファーカー「センチュリー」の新モデル

　トヨタ自動車は9月6日、最上級ショーファーカー「センチュリー」の新モデルを発表。スライドドアも選べるSUVスタイルのモデルが追加された。同日より注文受付を開始し、2023年中の発売を予定している。なお、セダンタイプのセンチュリーも継続して販売される。

　センチュリーは1967年に、トヨタグループの創始者である豊田佐吉氏の生誕100年を記念して発売。以来「日本を代表するショーファーカー」としてモデルチェンジを繰り返してきた。現行モデルの三代目センチュリーについては、2018年に21年ぶりのフルモデルチェンジをして登場している。

最上級ショーファーカー「センチュリー」の新モデル

　同日開催された発表会で、トヨタ自動車 取締役・執行役員 デザイン領域統括部長 Chief Branding Officer サイモン・ハンフリーズ氏によるプレゼンテーションが行なわれ、新モデルの追加について、近年では移動時間をより有効に活用し、車内での休憩や、オンライン会議に参加するなど、ショーファーカーに対するニーズが多様化しており、そうした状況も踏まえて開発を進めてきたことなどが紹介された。

トヨタ自動車 取締役・執行役員 デザイン領域統括部長 Chief Branding Officer サイモン・ハンフリーズ氏