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ケンウッド、市販向けカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS175S」「KFC-XS165S」 3ウェイ2スピーカーシステムのハイエンドモデル

2023年9月13日 発表

オープンプライス

KFC-XS175S

 JVCケンウッドは9月13日、ケンウッド(KENWOOD)ブランドの3ウェイ2スピーカーシステム「KFC-XS175S」「KFC-XS165S」を10月中旬より発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万9700円前後。

 KFC-XS175SとKFC-XS165Sは、市販向けカスタムフィット・スピーカーのハイエンドモデル「XSシリーズ」の新ラインアップで、高解像サウンドを追求する「ビクタースタジオ」共同チューニング第2弾となる。新設計の「2Wayツイーター」に、17cmのウーファー振動板を採用するKFC-XS175S、16cmのウーファー振動板のKFC-XS165Sの計2モデルを発売する。

 ビクタースタジオとの共同チューニングでは、ツイーターおよび、ウーファーの振動板とディフューザーに、スタジオエンジニアの細かい音質調整を反映した新設計を採用し、高解像サウンドを進化。特にボーカル帯域の再現性、厚みや明瞭感、臨場感を向上させたとしている。

 新設計の2Wayツイーターは、通常のツイーターに加えてスーパーツイーターを内蔵し、振動板を素材から見直した「新25mmソフトドームツイーター」を採用。 新設計により、自然なハイレゾ帯域に調整することで、ボーカル帯域までの 再現性を拡大させた。

 なお、新設計の2Wayツイーターは、単品でも10月中旬より発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万8700円前後。

 ウーファーには、新設計の「グラスファイバー振動板」を採用。「グラスファイバー振動板」は、グラスファイバーの網目の大きさや不織布の密度、振動板全体の強度など、綿密に再検討を重ねて新設計。ウーファーの振動板を硬く調整することにより、ボーカル帯域を含む中低域に厚みと明瞭感のあるサウンドを実現。また、ウーファーのディフューザー部において中央のくぼみ形状を変更し、スピン加工面積を増加させた新設計のディフューザーを採用。ボーカル帯域がより鮮明になり、臨場感も向上させた。

KFC-XS165S