ケンウッド、3D NAND型フラッシュメモリー採用のSDカード「KNA-SD32D」「KNA-SD1280D」「KNA-SD640D」3モデル発売

3D NAND型のpSLC方式を採用したmicroSDHCメモリーカード「KNA-SD32D」

　JVCケンウッドは8月23日、ケンウッド（KENWOOD）のSDカード新ラインアップとして、繰り返し書き込みや断片化に強い3D NAND型のフラッシュメモリーを採用する「KNA-SD32D」「KNA-SD1280D」「KNA-SD640D」の計3モデルを10月中旬より発売すると発表した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は「KNA-SD32D」が9300円前後、「KNA-SD1280D」が1万1400円前後、「KNA-SD640D」が6700円前後（いずれも税別）。

「KNA-SD32D」（32GB）は、主に業務用製品として使用され、高耐久で長期間保存にも優れる3D NAND型のpSLC方式を採用したmicroSDHCメモリーカード。「KNA-SD1280D」（128GB）と「KNA-SD640D」（64GB）は、耐久性と大容量化を両立する3D NAND型のTLC方式を採用したmicroSDXCメモリーカード。

3D NAND型のTLC方式を採用したmicroSDXCメモリーカード「KNA-SD1280D」（128GB）

3D NAND型のTLC方式を採用したmicroSDXCメモリーカード「KNA-SD640D」（64GB）

　全モデル、同社製ドライブレコーダーと連携し、SDカードの交換時期を画面表示や音声で知らせる「SDカード寿命告知機能」、電源がいきなり切れた場合でもデータを保護する「電源瞬断対応」、車内の過酷な環境でも安定した動作を実現する「防水（IPX7）」「耐温度-25℃～85℃」に対応。データの書き換えを繰り返す必要があるドライブレコーダーに最適なメモリーカードとして提案する。