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トヨタ、2024年 パリ オリンピック・パラリンピック公式車両にFCEV「ミライ」500台提供

2023年9月20日(現地時間) 発表

FCEV(燃料電池車)の「ミライ」

 トヨタ自動車の欧州部門トヨタ モーター ヨーロッパは9月20日(現地時間)、2024年のパリ オリンピック・パラリンピック競技大会のワールドワイドパートナーとして、大会公式車両の一部として500台のFCEV(燃料電池車)「ミライ」を供給すると発表した。

 トヨタとパリ 2024大会は共通の目標を掲げており、大会での炭素排出量を2012年のロンドン、2016年のリオといった以前の大会と比較して、-50%%削減することを目指していて、これは100%電動化された車両によって実現されるとしている。

 ミライは、水素燃料電池を搭載したセダンで、脱炭素化に対してゼロエミッション車を提供する同社の取り組みの代表例。車両には、2024年パリ オリンピック・パラリンピック競技大会の公式水素サポーターであるAir Liquideから提供された再生可能エネルギー源からの水素が充填される。

 今回の発表に対して、パリ2024 PresidentのTony Estanguet氏は「模範的で、より環境に配慮した大会の開催は、パリ2024で掲げている目標のひとつです。パリ2024のグローバル・パートナーであるトヨタが、大会公式車両の一部となる燃料電池車『MIRAI』で、この方向への新たな一歩を踏み出す手助けをしてくれることをうれしく思います。トヨタのコミットメントに感謝します」とコメントしている。