ニュース

ホンダアクセス、「フロアカーペットマット」にリサイクルPET素材採用 新型軽商用EV「N-VAN e:」から順次適用拡大

2023年9月28日 発表

 ホンダアクセスは9月28日、ホンダ純正アクセサリーにサステナブルマテリアルを採用し、環境保全への取り組みを強化すると発表した。2024年春発売予定の新型軽商用EV「N-VAN e:」から、リサイクルPET素材採用した「フロアカーペットマット」を投入し、ホンダ全車種で順次適用を拡大。将来的には、2050年までに純正アクセサリー全体でのサステナブル素材使用率100%達成を目指して取り組みを進める予定としている。

 第1弾の取り組みとなるN-VAN e:のフロアカーペットマットでは、主要素材を従来のポリプロピレンから、サステナブル素材であるリサイクルPET素材に置き換え、従来製品に比べて大幅な軽量化も実現した。この置き換えにより、原材料製造時のCO2排出を削減するとともに、電費/燃費改善、製品輸送時のCO2排出削減への貢献も見込まれ、さらにフロアカーペットマットとしての使用が終わった後のリサイクル性に配慮するなど、将来の循環型社会への対応も見据えた取り組みという。

 ホンダでは、2050年までに全製品・企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現を目標に掲げ、ライフサイクルで地球資源の消費を可能な限り抑制し、環境負荷ゼロの循環型社会の形成を目指す活動に取り組んでいて、ホンダグループ企業の一員であるホンダアクセスも、持続可能な企業運営の実現に向けた活動の一環として、ホンダ純正アクセサリーへのサステナブル素材の採用に取り組んでいくとしている。