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レクサス、「LS」にドライブレコーダーを標準設定するなど一部改良 操縦安定性と乗り心地を向上し安全機能・装備を拡充

2023年10月16日 発売

1094万円~1799万円

LS500h“I package”(ソニックチタニウム)

 レクサス(トヨタ自動車)は、「LS」を一部改良して10月16日に発売する。価格は1094万円~1799万円。

 今回の一部改良では、フラグシップモデルとしてたゆまぬ進化を追求し、操縦安定性と上質な乗り心地のさらなる向上を目指し、細部に至るまでつくり込みが行なわれた。

LS500h“EXECUTIVE”(銀影ラスター)<オプション装着車>

 走りの面では、Lexus Driving Signatureを深化させるべく、ラジエーターサポートブレースを追加することでボディ剛性を高め、ドライバーの操舵に対する応答性を向上させ、優れた操縦安定性を実現。後輪転舵角を拡大したDynamic Rear Steering(DRS)を4WD車にも設定拡大し、高い取り回し性と高速での安心感を実現した。また、乗り心地を優先したドライブモードセレクト「Comfort」モード選択時に、後席乗員が不快に感じにくいよう揺れを抑制する機能を追加している。

 また、操舵および旋回時に発生する荷重や路面からの入力を支えるフロント、リアサスペンションなどの締結において、締結工程を高精度化することで締結トルクを高め、締結部位のより高い剛性と、上質な乗り心地の向上に寄与。排気管サポートゴム(排気管を支える部品)の角度を見直し、走行中の排気管の振動を抑制することで、より優れた乗り心地を実現した。

ダイナミックステアリング(DRS)作動イメージ

 さらに、先進性と利便性をより高める機能・装備も拡充し、今回のLSでは最新のLexus Safety System+を採用。加えて、先進の予防安全技術と高度運転支援技術は、ドライバーの安全・安心な運転に寄与すべく、運転状況に応じて適切な操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストなど一部機能を強化。Advanced Drive(渋滞時支援)、Advanced Park(リモート機能付)なども搭載される。

Advanced Drive(渋滞時支援)支援開始
Advanced Drive(渋滞時支援)支援終了

 そのほかにも、12.3インチフル液晶メーターを採用し、メーターパネルの視認性をよくすることで、ドライバーがより運転に集中できる空間を追求するとともに、運転支援情報の表示を変更し、使い勝手を向上。HEVモデルに非常時給電システム外部給電アタッチメントを搭載したほか、前後方を記録するドライブレコーダーを標準設定するなど、先進性と利便性をより高める機能・装備を拡充。

12.3インチフル液晶メーター

 専用のスマートフォンアプリをインストールすることで、この機能を有する車両に対してスマートフォンをデジタルキーとして使用可能となり、スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでドアのロック、アンロック、エンジンスタートができ、所有するデジタルキーに対応したクルマが複数ある場合でも1台のスマートフォンだけで操作可能となる。また、スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りも容易に行なえるとした。

モデルエンジントランスミッション駆動方式価格
LS500h“EXECUTIVE”8GR-FXS(V型6気筒3.5リッター)Multi Stage Hybrid System2WD(FR)17,100,000円
4WD17,580,000円
“version L”2WD(FR)15,420,000円
4WD15,900,000円
LS500h“F SPORT”2WD(FR)13,640,000円
4WD14,120,000円
LS500h“I package”2WD(FR)12,400,000円
4WD12,880,000円
LS500h“EXECUTIVE Advanced Drive”17,990,000円
LS500h“version L Advanced Drive”16,370,000円
LS500“EXECUTIVE”V35A-FTS(V型6気筒3.5リッターツインターボ)10速AT2WD(FR)15,640,000円
4WD16,120,000円
LS500“version L”2WD(FR)13,960,000円
4WD14,440,000円
LS500“F SPORT”2WD(FR)12,180,000円
4WD12,660,000円
LS500“I package”2WD(FR)10,940,000円
4WD11,420,000円