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ブリヂストン、F1次期タイヤサプライヤー選定結果にコメント発表

2023年10月10日 発表

 ブリヂストンは10月10日、2027年までFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の独占タイヤサプライヤーとグローバルタイヤパートナーとしてピレリを選択したFIA(国際自動車連盟)とFOG(Formula One Group)の発表を受けて、ブリヂストン取締役 代表執行役Global CEOの石橋秀一氏のコメントを発表した。

 ブリヂストンでは、2023年に実施された次期タイヤサプライヤー選定への入札に関して、FIAやFOGとコミュニケーションを実施して、同社の先進的なサステナビリティへの取り組みや技術イノベーションを反映した提案をしていたという。

 ブリヂストンGlobal CEOの石橋氏は「ブリヂストンにとって、モータースポーツは『極限への挑戦』であり、『最高の品質で社会に貢献』という私たちの使命や、そこにある誇りや情熱を裏付けるものです。これまで60年間の挑戦の中で、技術開発力、生産供給力、ブランド力、人材育成を磨き続け、グローバルにプレミアムタイヤビジネスを展開する基盤を築いてきました。本年3月10日に実施したモータースポーツ発表会においても、『原点』へ立ち戻り、再度、グローバルモータースポーツというジャーニーに足を踏み出すことをお伝えしています。今回の応札では、F1に携わることは実現しませんでしたが、求められるレースコンディションに合わせ『究極のカスタマイズ』を実現するENLITEN技術を含めた当社の技術優位性や、バリューチェーン全体におけるサステナビリティの取り組みはFIAやFOGからも高く評価されたものと認識しています。ブリヂストンは、今後もサステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツ活動を推進し、『走る実験室』として技術イノベーションを加速させると共に、ブランド力の強化を目指します。そして、企業コミットメント『Bridgestone E8 Commitment』にて『Emotion 心動かすモビリティ体験を支えることにコミットする』と掲げた通り、モータースポーツを愛する仲間たちと共にモータースポーツを楽しみ、感動を共有しながら、パッションを絶やすことなくモータースポーツ文化の発展に貢献してまいります」とコメントしている。