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日立アステモ、「360度センシング技術」や「新たな操縦体験」をジャパンモビリティショー2023に出展

2023年10月5日 発表

日立アステモの出展ブースイメージ

 日立アステモ(Astemo)は10月5日、東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー 2023(プレスデー10月25日~26日、特別招待日:10月27日、一般公開日:10月28日~11月5日)の出展概要を発表した。

 出展ブースでは、“先進的かつ持続可能な社会に貢献する技術を通じて、安全・快適で持続可能なモビリティライフを提供する”という企業の意志に由来する「安全・安心:交通事故のない安全・安心なモビリティ社会の実現」「環境:緑豊かな地球の実現」「快適:先進のモビリティで移動する喜びを感じられる社会の実現」に向けた、未来のクルマ社会に貢献する幅広い技術を紹介する。

ブースは3つのコーナーとVRシアターが設けられる

 安全・安心領域では、車両の周辺環境を正確にセンシングする「360度センシング技術」や、さまざまな路面上においても高度な車両走行安定性に貢献する「ステア・バイ・ワイヤ」、また高度自動運転への対応や車両の安全、快適性の向上に寄与する「スマートブレーキ」などの技術、さらに二輪車向けADAS技術を紹介する。

 環境領域では、クルマの環境価値に貢献する「モーター」「インバーター」、さらに自車内で得られるセンサー情報や地図情報だけでなくクラウドサービスと連携し、最適なバッテリ充放電を行なう「エネルギーマネジメント」の技術や、二輪車向けEVシステムを展示。

 快適領域では、自動運転車両走行にて、すれ違いが困難な狭い道路でもスムーズに対向車と協調して走行できる「狭路での“協調行動”自動運転」や、停止間際の不快な揺れ戻しを抑制し快適な走行に貢献する「アンチジャーク制御技術」を紹介。さらに、次世代のモビリティソリューションとして環境性能に優れたインホイールモーターと、ステア・バイ・ワイヤの新操作デバイスで実現する「快適」なキャビン空間と新たな操縦体験をシミュレーターで体感できる。

 そのほかにも、日立アステモの自動運転技術が実現する「安全・安心」で「快適」な新たなモビリティ社会や、過酷な環境下で実施しているスウェーデンテストコース走行など、これからのクルマの価値向上に寄与する技術をVR(Virtual Reality)シアターで疑似体験可能となる。