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三菱ふそう、EVトラック「eキャンター」の新架装モデルや「スーパーグレート」の新型プロトタイプなどジャパンモビリティショー2023に出展

2023年10月13日 発表

eキャンター新型モデルの新架装「ごみ収集車」

 三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は10月13日、東京ビッグサイト(江東区有明)で開催される「ジャパンモビリティショー2023」(会期:10月28日~11月5日)の出展概要を発表した。

 MFTBCは、ジャパンモビリティショー2023のブースにて、ブランドスローガンである「Future Together」のもと、顧客やステークホルダー、社会と「共に未来を創り上げる」という想いを、積み木(キューブ)で表現しつつ、ブースではカーボンニュートラル化をはじめとするサステナブルな社会の実現に貢献する製品・サービスを、実車や動画、パネルなどで紹介するとしている。主な出展内容は以下のとおり。

三菱ふそうトラックバスのブランドスローガン「Future Together」

電気小型トラックeキャンター新型モデル「ダンプ車両」「ごみ収集車」

 新型「eキャンター」は、動力取り出し装置(ePTO)を搭載することで、架装バリエーションの拡大を実現。ジャパンモビリティショー2023では、新たに架装バリエーションに加わった「ダンプ車両」「ごみ収集車(塵芥車)」の実車を展示。EVの持つ都会的なイメージを生かし、建築物との調和と汚れのたまりにくい構造を目的とする直線を基調にしたフラットなデザインとなっている。

ダンプ架装の「eキャンター」

eキャンター「バッテリ交換式モデル・交換ステーション」

 MFTBは米国のAmpleと新型eキャンターを用いたバッテリ交換技術の共同実証を行なっており、Ampleのモジュールを装着したeキャンターがAmpleのバッテリ交換ステーションに入庫すると、ロボットが自動でバッテリを交換する仕組みを実現。この共同実証では、5分でのバッテリ交換完了を目標にしていて、今冬に国内での試験車両の走行を実施するという。ジャパンモビリティショー2023のブースでは、モジュールを装着したeキャンター新型モデルの車両と、Ampleのバッテリ交換ステーションを展示する。

Ampleのバッテリ交換ステーションも展示される

FUSO eモビリティソリューションズ

 現在展開しているEVトラックの導入・運用を包括的にサポートするソリューションプログラム「FUSO eモビリティソリューションズ」の中から、eキャンター専用のリース商品「FUSOグリーンリース」、車両の管理・モニタリングに役立つテレマティクスサービス「Truckonnect」などを紹介する。

大型トラック「スーパーグレート」新型モデル(プロトタイプ)

 大型トラック「スーパーグレート」新型モデルのプロトタイプ(ジャパンモビリティショー2023展示用特別仕様車)の世界初公開も予定されている。

すでに公開されている大型トラック「スーパーグレート」新型モデル(プロトタイプ)のティザー