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メルセデスAMG「CLA 45 S 4MATIC+」「CLA 45 S 4MATIC+シューティングブレーク」のデザインなど刷新

2022年10月31日 発表

メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+:1044万円

メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク:1057万円

メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+とメルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+シューティングブレークがデザインなどを刷新した

 メルセデス・ベンツ日本は10月30日、「メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+」および「メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク」のエクステリアデザインの刷新や機能の充実を図った新モデルを発売した。価格はメルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+が1044万円、メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレークが1057万円。

 CLAは「Sensual Purity(官能的純粋)」のデザイン基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、シンプルな造形でありながら、流麗かつ力強さも表現したエクステリアデザインと、高い質感と若々しさを感じさせるインテリアデザインを採用し、CLSに続く4ドアクーペモデルとして2013年にデビュー。2015年にはスタイリッシュなフォルムに高い利便性を融合したCLAシューティングブレークが追加された。

 2019年に2代目がデビューし、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や、最新の安全運転支援システムを採用するなど多くの機能を実装した。

メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+

 今回登場する「メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+」「メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク」は、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラスなどが採用している最新世代にアップデートし、駐車時や狭い道などで車両の周囲の状況をディスプレイで確認することができる「360度カメラシステム」「Burmesterサラウンドサウンドシステム」などを標準設定とした。

 エクステリアデザインは、フロントはよりシャープな印象を与えるヘッドライトデザインと新デザインのボンネットエンブレムを採用。リアはスポーティかつ安定感のあるリアビューを演出する新デザインのリアディフューザーと、LEDリアコンビネーションランプのデザインを変更し、よりシャープな印象に仕上げた。また、両モデルともホイールデザインを刷新し、足下をスポーティに演出する19インチ鍛造アルミホイールを採用したほか、外装色に新色「ハイパーブルー」「スペクトラルブルー」「ローズゴールド」を追加した。

メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+

 インテリアでは、従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインに仕上げたとしている。

最新のMBUXを搭載するインテリア

 搭載する直列4気筒2.0リッターターボの「M139」エンジンは、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「カムトロニック」を採用し、最高出力310kW(421PS)、最大トルク500Nmを発生。最大トルクを5000~5250rpmの範囲で発生し、トルクカーブが自然吸気エンジンに近い特性を実現するなど、エモーショナルな加速感を実現している。レスポンスや吹け上がりの改善も行なわれ、レブリミットも7200rpmに設定するなどピュアスポーツカー並みのエンジン性能としている。