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ホンダ、GSユアサ持株会社へ増資を決定 EV搭載用バッテリの製造・研究開発強化へ

2023年11月20日 発表

ホンダはEV搭載用バッテリの製造・研究開発強化へ向けGSユアサの持株会社へ増資を発表した

 本田技研工業は11月20日、GSユアサの持株会社ジーエス・ユアサ コーポレーションに対する増資を決定したと発表した。ホンダはジーエス・ユアサが第三者割当を通じて発行する新株式を引き受けることで、募集前(2023年9月30日現在)の3.00%から4.99%へと持株比率を拡大する。

 ホンダは、「急速に拡大するバッテリ需要への着実な対応にむけて、高い技術力と競争力を持つGSユアサを重要なパートナーの1つと位置付けています。とりわけEV搭載用のバッテリについては、ジーエス・ユアサ コーポレーション傘下のGSユアサとの合弁による『Honda・GS Yuasa EV Battery R&D』を通じて、グローバルレベルで高い競争力を持つリチウムイオンバッテリとその製造方法を研究開発するとともに、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指しており、本取引はその実現をはじめとする電動事業の強化にむけた取り組みの一環になります」とアナウンスしている。

取り引きの概要

引き受け株式の種類:株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション 普通株式
引き受け株式数:2,497,700株
払い込み金額:2023年11月29日~同12月5日までの間のいずれかの日に株式発行価格が決定次第、確定する
引き受け後の出資比率:4.99%