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ホンダとGSユアサ、EV用リチウムイオンバッテリ研究開発の新会社「Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」設立へ 合弁契約締結

2023年5月11日 発表

ホンダとGSユアサがEV用リチウムイオンバッテリの研究開発を行なう新会社「Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」設立へ合弁契約を締結した

 本田技研工業とGSユアサは5月11日、EV(電気自動車)搭載用を中心とした高容量・高出力なリチウムイオンバッテリに関する協業に向けて、新会社「株式会社Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」設立に関する合弁契約を締結したと発表した。新会社は、2023年中の設立および事業開始を予定している。

 両社は、これまでに2023年1月23日付「HondaとGSユアサ、高容量・高出力なリチウムイオンバッテリに関する協業に向けた基本合意を締結」と題した共同リリースで公表し、具体的な協議を進めてきた。今回、両社合弁で設立する新会社は、急速に拡大するバッテリ需要に対応するため、グローバルレベルで高い競争力を持つリチウムイオンバッテリとその製造方法を研究開発するとともに、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指す。

 新会社「Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」代表取締役 社長に就任予定の山本康一氏は「ホンダとGSユアサの共通目標であるカーボンニュートラルの実現に向け、新たな節目となる合弁契約の締結に至ったことを大変嬉しく思います。新会社では、両社が持つ互いの強みを最大限に活かし、急速に拡大するバッテリ市場に於いて、高いプレゼンスを発揮していきます」とコメントしている。

新会社の概要(予定)

社名:株式会社Honda・GS Yuasa EV Battery R&D

所在地:京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地

資本金:資本金20億円、資本準備金20億円

出資比率:本田技研工業株式会社 50%、株式会社 GSユアサ 50%

取締役:代表取締役 社長 山本康一氏(本田技研工業株式会社)、代表取締役 副社長 細川正明氏(株式会社 GSユアサ)