ミシュラン、国内市販用タイヤ価格を値上げ 2024年2月1日から値上げ率は6％～10％

　日本ミシュランタイヤは11月30日、国内市販用タイヤの価格を引き上げると発表した。値上げ時期は2024年2月1日で、値上げ率は6％～10％。

　対象商品は、国内乗用車、ライトトラック、二輪車用市販タイヤ（夏・冬）、国内トラック、バス用市販タイヤ（夏）、国内鉱山・建設車両、産業車両、農業機械用市販タイヤ（夏・冬）。※チューブ・フラップ含む

　値上げについて、同社では「弊社では生産性の向上と販売や物流におけるコスト削減に努めてまいりました。しかしながら、製造にかかるエネルギー価格をはじめ、人件費や原材料価格の上昇が依然として製造費に大きな影響を与えています。それに対し自社の企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況と判断し、今回の価格改定を決定しました」とアナウンスしている。