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トヨタ、欧州に2024年新型EV導入予告「アーバンSUVコンセプト」公開 2026年までに欧州で6車種のEV専用モデル導入へ

2023年12月4日 発表

「アーバンSUVコンセプト」

 トヨタ自動車は12月4日(現地時間)、欧州市場において今後2年間に導入を計画する新型バッテリEV(電気自動車)のコンセプトカー「アーバンSUVコンセプト」「スポーツクロスオーバーコンセプト」公開、欧州市場において、2026年までに6車種のバッテリEV専用モデルを導入する計画を明らかにした。

 公開された「アーバンSUVコンセプト」のボディサイズは4300×1820×1620mm(全長×全幅×全高)。2024年上半期に発売予定の量産モデルでは、航続距離や顧客のニーズに合わせて2つのバッテリオプションを提供。駆動方式は2WD(FF)と4WDが提供される予定。

 トヨタは、すでに発売されている「bZ4X」と2022年に発表された「コンパクトSUVコンセプト」に加えて、「アーバンSUVコンセプト」の量産モデルを2024年導入予定、「スポーツクロスオーバーコンセプト」の量産モデルを2025年導入予定、欧州では2026年までに6車種のバッテリEV専用モデルを導入する計画を明らかにした。

「アーバンSUVコンセプト」と「スポーツクロスオーバーコンセプト」

 そのほか、将来に向けた技術展望も示され、最初の全固体電池の市場導入については2027~2028年と予想され、10分で10~80%の充電時間を目標とし、年間数万台規模での展開を目指すとしている。