トヨタ、高性能スポーツバッテリEV「FT-Se」世界初公開

カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢の一つ「FT-Se」

　トヨタ自動車は10月25日、「ジャパンモビリティショー2023」（東京ビッグサイト：会期10月26日〜11月5日）に出展するスポーツタイプのバッテリEVコンセプトモデル「FT-Se」を公開した。

　FT-Se」の主な特徴は、TOYOTA GAZOO Racingが取り組む「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の思想のもと、カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢の一つとして提案する、高性能スポーツバッテリEVモデルであること。

TOYOTA GAZOO Racingの取り組む「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の思想が反映されている

　主なコンポーネントをSUVタイプの「FT-3e」と共有しながら、操縦安定性や空力性能をさらに追求。ソフトウェアアップデートにより、ドライバーとともに育っていくクルマを目指すという。

リアまわり

　デザインは、ワイド＆ローのプロポーションに加え、先進的な印象をもたらすワンフォームシルエットの採用により、空気抵抗を低減。直感的な操作を可能とする次世代コックピットを採用し、運転への一層の没入感を提供。インパネ上部を低く構えることで、高い視認性を確保。走行時のG（重力加速度）から身体を保持するために、新意匠のニーパッドを採用した。

フロントタイヤまわり

リアタイヤまわり

フロントやリアのエッジはLLEDで仕上げられている

コクピット

ステアバイワイヤを採用

左がドライブ関連、右がエンタメ関連

さまざまな表示が用意されている

メーターパネルは速度表示やクルマの状態を示している

フロントシート

ドア内装