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トヨタ、新型EV「スポーツクロスオーバーコンセプト」量産モデルを2025年欧州導入へ

2023年12月4日(現地時間) 発表

「スポーツクロスオーバーコンセプト」

 トヨタ自動車は12月4日(現地時間)、2025年に欧州導入を計画する新型バッテリEV(電気自動車)のコンセプトカー「スポーツクロスオーバーコンセプト」を欧州初公開した。欧州市場に「スポーツクロスオーバーコンセプト」の量産モデルを2025年に導入予定としている。

「スポーツクロスオーバーコンセプト」は、2022年4月の上海モーターショーで発表されたモデルで、トヨタとBYDが中国に設立した合弁会社BTET(BYD Toyota EV Technology Co. Ltd.)によって中国と欧州の両市場向けに開発されたモデル。5ドアのファストバックスタイルを採用し、初めてEVを購入する顧客に向けて、SUVモデルに代わる選択肢として提案する。

「スポーツクロスオーバーコンセプト」

 トヨタは欧州市場において、2035年までにZEVのみを提供し、2040年までに完全なカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げている。同日、「スポーツクロスオーバーコンセプト」と合わせて、2024年に量産モデル導入予定の「アーバンSUVコンセプト」を公開するなど、2026年までに6車種のBEV専用モデルを導入する計画を明らかにした。

欧州市場に導入を計画する「スポーツクロスオーバーコンセプト」「アーバンSUVコンセプト」