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ランチア、新型コンパクトカー「イプシロン」の第2弾ティザー画像公開
2023年12月14日 09:05
- 2023年12月13日(現地時間) 公開
ステランティス傘下でイタリアの自動車ブランドであるランチアは12月13日(現地時間)、新型コンパクトカー「イプシロン リミテッド エディション カッシーナ(YPSILON LIMITED EDITION CASSINA)」の2枚目のティザー画像を公開した。
ステランティスは2021年7月に、今後5年間で電動化に向けて300億ユーロの投資を行なうことと、4つのバッテリEV専用プラットフォームを開発して、傘下にある14のブランド全てでバッテリやモーターなどをシェアして効率のいい開発を目指すと発表している。
新型イプシロンも、ステランティスの2030年に向けた電動化戦略「Dare Forward」のプランに沿ったバッテリEVパワートレーンを活用するほか、エコ充電システム「Free2move Charge」が充電インフラをサポート。また、インテリアはイタリアの高級家具メーカー「カッシーナ(Cassina)」とのコラボレーションが大きな特徴。
フロントには、バッテリEVコンセプトモデルで2ドアクーペボディの「Pu+Ra HPE」にも採用されていたブランドの伝統である象徴的な「聖杯=Y」を現代的なキービジュアルとして再解釈し、アイコニックで昼でも夜でも遠くからでも認識できる3つのLEDライトビームとして配置した。
新型イプシロンは、2024年2月にイタリアのミラノで公開される予定で、ランチア創立年に合わせ1906台の限定生産とアナウンスしている。
ランチアの創業117周年記念日である11月27日に公開されたティザー第1弾となる「コーヒーテーブル」の画像は、デザイン要素であると同時にカッシーナとのコラボレーションによる快適性を表現しているという。
ランチアブランドのCEOであるLuca Napolitano氏は、「歴史的なグリルの再解釈である聖杯は、3つの光線を通して未来に投影され、アイコニックで、記憶に残り、遠くからでも見えるようにします。この“光の聖杯”は、事実上ブランド名を包含し、ランチアのアイデンティティを明確に示すもので、電動モビリティへと導いていきます」と述べている。