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スバル、次世代e-BOXER車両向けのトランスミッション生産工場の立ち上げ準備 2025年生産開始予定

2024年1月9日 発表

 スバルは1月9日、自動車部門の「埼玉製作所」を「群馬製作所北本工場」へ改称するとともに機能再編する2024年1月1日付の組織改正を発表した。

 組織改正は、2025年に生産開始予定としているトヨタハイブリッドシステムを搭載した次世代e-BOXER車両向けのトランスミッション生産工場の立ち上げ準備を進めるためで、部品物流倉庫として活用していた「埼玉製作所(旧 産業機器工場)」の拠点名称を「群馬製作所北本工場」に改称。

 同社では、2023年8月2日に発表された新経営体制における方針において、2030年の電動化目標値をバッテリEVのみで50%へと引き上げており、その電動車販売を支える生産体制については、日本国内工場のバッテリEV生産キャパシティを20万台から40万台に増強。米国でもバッテリEV生産ラインを加え、2030年にはバッテリEVとハイブリッド車の全世界の工場生産キャパシティは120万台レベルを備えることが公表されている。