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スバル、THS採用の次世代e-BOXER搭載車を2020年代中盤より生産開始

2022年5月12日 発表

スバル、電動車開発の拡大・加速に伴い国内生産体制を再編

 スバルは5月12日、トヨタ自動車のTHS(TOYOTA Hybrid System)を採用した次世代e-BOXER搭載車を2020年代中盤より生産開始するなど、電動車開発の拡大・加速に向けた国内生産体制の再編計画を明らかにした。

 スバルでは、バッテリEV(BEV)については、2022年のトヨタ自動車とのアライアンスによる「ソルテラ」の販売開始に続いて、2020年代中盤にBEVの自社生産を開始する。そして、ハイブリッド車については、THSを採用する次世代e-BOXER搭載車を2020年代中盤に投入するとしている。そして、2027年以降に、ガソリン車とBEV混流ラインに加えてBEV専用ラインを追加する計画。

国内生産体制の再編

 具体的には、2020年代中盤に、BEVは矢島工場で、次世代e-BOXER搭載車は本工場と矢島工場で生産を開始し、2027年以降に大泉工場にBEV専用ラインを追加する計画。これらの計画は、BEV移行期に対応する柔軟な生産体制構築することで、高効率な生産によるBEV事業性向上を目指すものとしている。

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