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トヨタ、交通事故が多い3月を前にドライバーの注意力散漫を注意喚起する新ショートドラマを公開
2024年2月19日 18:59
- 2024年2月15日 公開
トヨタ自動車は2月15日、交通事故が増加する3月を前に、より多くのドライバーに安全安心なドライブを心がけてもらうのと、トヨタ車が搭載する人に寄り添う安全技術を紹介するため、免許取り立ての娘とおせっかい過ぎる父の交通安全への想いを描いたショートドラマを公開した。
ここ数年“最小”を更新し続けていた交通事故死者数だが、警視庁が2024年1月4日に発表した報告によると、令和5年中(2023年1月~12月)の交通事故死者数は2678人と、前年比で2.6%ほど増加していて、これは新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行にともない、人の移動が増えたことが要因とも言われている。
また、警察庁の統計によると例年3月は特に事故が多い月で、その理由としては「年度末で繁忙期であること」や、「長期休暇にともなう旅行で人流が増えること」など、さまざまな要因はあるものの、事故発生の原因の多くはドライバーの「注意力の散漫」が挙げられるとしている。
そこでトヨタは、交通安全が改めて意識され、安心なドライブになることを願い、卒業旅行のシーンで安全技術と父娘の想いが交差するショートドラマを作成したという。
動画のタイトルは「#おせっかいの正体」
免許取り立ての娘は、運転練習中に口を出してくる“おせっかい”な父親にうんざり。そんな娘は友人とドライブ中に、「集中して!」「思い込み激しいんだよな~!」「片想いとか多いだろ?」など、おせっかい過ぎる父親の話で大盛り上がり。
そんな中、突如鳴りだすアラート音……。車線のはみ出しに注意を告げるそのアラート音に、娘は「真っすぐ走れ!」と、いつも口出ししてくる父親の姿を重ね、普段うざったく感じる父親の“おせっかい”によって、安全安心なドライブが支えられているのだと気付かされる。
トヨタは、人に寄り添う安全技術を通してドライバーと共に、交通事故死傷者ゼロ社会の実現を目指すとしている。