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普通のクルマ好きのおじさん「モリゾウ」さん、ダカールラリー参戦者へ「全長8000キロ、15日間のドライブ本当にお疲れさま」と労いコメント

2024年1月22日 発表

ダカールラリーに参戦した「GRダカールハイラックスEVO T1U」

 TOYOTA GAZOO Racingは1月22日、ダカールラリー2024(1月5日~19日開催)に対するモリゾウ氏のコメントを発表した。

 モリゾウ氏は、「クルマ好きが集まる新年のお祭りはオートサロンだけではありません。もっと伝統があって、もっと壮大で、とことんストイックなクルマ好きのお祭りが、毎年、年初に開かれています。ダカールラリーです。ダカールラリーにゴールして、やっと本当の新年を迎えた皆さま、あけましておめでとうございます。全長8000キロ、15日間のドライブ本当にお疲れさまでした」とコメントしつつ、各チームへも個別でコメントを残している。

TOYOTA GAZOO Racingの皆さまへ

 ハイラックスで挑戦してくれた206号車モラエス選手、モンレオン選手、209号車ド・ヴィリエール選手、マーフィ選手、216号車キンテロ選手、センツ選手、226号車ヴァリアワ選手、カザレ選手、そして243号車ボッテリル選手、カミングス選手、完走おめでとう!

 5台を合計すると地球1周分の道でハイラックスを鍛えてくれたことになります。トヨタは、ハイラックスを”もっといいクルマ”にしていくため、皆さんの走りを活かしてまいります。ありがとうございました!

水素エンジンバギーでダカールに挑戦した皆さまへ

“People who are crazy enough to think that they can change the world”(自分達で世界を変えられると思うほどクレイジーなやつら)という褒め言葉が主催者から皆さんに贈られたと聞きました。

 水素エンジンに挑むのはクレイジーだと私自身も思っています。でも最高に楽しくて、最高にエキサイティングです。だからこそモリゾウたちが続けている挑戦も今年で4年目を迎えます。

 皆さん、クレイジーな挑戦を本当にありがとうございました。これからも一緒に未来をつくりましょう!

水素燃料エンジンを登載する「HySE-X1」
ダカールラリーに参加したHySE(技術研究組合水素小型モビリティ・エンジン研究組合)

日野チームスガワラの皆さまへ

 クラス6位そして33回連続のダカール完走おめでとうございます! ドライバーが気持ちよく走れて、より負担なく目的地に辿り着ける……そんなトラックが世界中で求められています。普通乗用車にも負けないような”もっと乗り心地のよい”トラックを目指して、これからも走り続けてください!

中型トラック「HINO600 Series」をベースに開発されたレーシングトラック「通称:リトルモンスター」
表彰台に並ぶ日野チームスガワラ

トヨタ車体 チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの皆さまへ

 11年連続 市販車部門優勝おめでとう! 例年以上に厳しいコースを、501号車のバソ選手、ポラト選手は、トラブルを乗り越えて完走してくれました。今年もランクルを鍛えてくれてありがとう!

 500号車は、ドライバーの三浦選手と、2人のナビゲーター、バルべ選手、リシトロイシター選手の3人で走り切った優勝だったと思います。

 3人で走ることになった今年のダカールは三浦選手にとって辛い想いもあったかもしれません。500号車が最高の結果でゴールできて、心からよかったと思います。おめでとうございます。

ダカールラリーに2024に参戦した「ランドクルーザー 300 GR SPORT」

 ひょんなことからチームランドクルーザーと交わした「V12」という約束。約束したのはV8のときでした。当時はV12まで長い道のりと思っていましたが、あと一歩のところまで来てくれました。本当にすごいことです。チームランドクルーザーの皆さん”もっといいランドクルーザーづくり”を引き続き、よろしくお願いいたします!

ダカールラリーにて市販車部門11連覇を達成したトヨタ車体(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)
左からマイヨール・バルべ選手(500号車ナビゲーター)、三浦昂選手(500号車ドライバー)、ジャン・ミッシェル・ポラト選手(501号車ナビゲーター)、ロナルド・バソ選手(501号車ドライバー)、2023年4月に他界したローラン・リシトロイシター選手の写真も持ち寄られた