ニュース

ブリヂストン、ポテンザのラリー・ダートトライアル用タイヤ「RE461R Kai TYPE A」「RE480R」

2024年3月1日 発売

オープンプライス

ブリヂストンがラリー・ダートトライアル用タイヤの「ポテンザ RE461R Kai TYPE A/RE480R」を発売した

 ブリヂストンは、ラリー・ダートトライアル用タイヤ「POTENZA RE461R Kai TYPE A(ポテンザ アールイー・ヨンロクイチアール カイ タイプエー)」、および「POTENZA RE480R(ポテンザ アールイー・ヨンハチゼロアール)」を3月1日より発売した。発売サイズはRE461R Kai TYPE Aが、205/65R15、185/60R15の2サイズ。RE480Rが205/65R15、185/60R15(左右別パターン)の4サイズで、価格はオープンプライス。今後「ブリヂストン タイヤオンラインストア」での取り扱いも予定している。

 今回発売したRE461R Kai TYPE AとRE480Rは、ラリー競技初心者が安心・安全にラリー競技を楽めるように、従来品対比でコントロール性能と耐摩耗性能を向上させていて、入門者向けラリーとして日本全国で開催されるラリー競技「TGRラリーチャレンジ(TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge)」の使用可能タイヤにも認定される予定。

ポテンザ RE461R Kai TYPE A

 RE461R Kai TYPE Aは、舗装路や硬質ダート路面におけるストップ&ゴーでの走行状況時に、狙った通りの走行ラインをとるために必要となるトラクション性能とブレーキ性能を、新コンパウンドと新パターンを採用しグリップ力およびパターン剛性の最適化によって向上させたタイヤ。新パターン開発では、タイヤの接地面を可視化するブリヂストン独自の計測技術「ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)」を活用したという。

ポテンザRE461R Kai TYPE A
ポテンザRE461R Kai TYPE Aロゴ

ポテンザ RE480R

 RE480Rは、新コンパウンドと専用パターンを採用することでダート路面でのグリップ性能を考慮したタイヤ。また、ロングステージでの浮き砂利路面といった滑りやすい状況で、安定してハンドル操作をするために必要なグリップ持続性能と路面追従性能を、接地形状の最適化によって向上させている。

RE480Rは左右別パターンとなる
ポテンザRE480Rロゴ

 ブリヂストンは、TGRラリーチャレンジが推進しているモータースポーツを通じた地域密着型の地方創生や交通安全への取り組みに共感し、その活動を足下からサポートするため2つの新商品の発売を決定。この2つの新商品を通じて、参加者の安心・安全を支えるとともに、地元の自治体や販売店と一緒に地域活性化を目指すとしている。

 また、ブリヂストンは2023年よりTGRラリーチャレンジとともに実施される安全運転活動「グッドドライバーレッスン」にも参画していて、あわせて安心・安全で楽しいクルマ文化、モータースポーツ文化の発展にも協力するという。