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ホンダ、11代目の新型「アコード」発売 「Google」「Honda SENSING 360」を国内向けホンダ車に初搭載、価格544万9400円

2024年3月7日 発表

新型アコード

 本田技研工業は3月7日、11代目となる新型「アコード」を3月8日に発売すると発表した。国内向けホンダ車として初搭載となる「Google」「Honda SENSING 360」など、ホンダの最新の安全技術や先進装備を搭載、価格は544万9400円。

 1976年に初代モデルが登場してから11代目となる新型アコードは、グランドコンセプトを「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」とし、初代から一貫して持ち続けてきた「人と時代に調和したクルマ」の思想を踏襲。

 パワートレーンは、2.0リッターの直噴アトキンソンサイクルエンジンと、新開発の高出力モーターを採用した2モーター内蔵電気式CVTを搭載。最大トルクを大きく向上させながら優れた静粛性を実現し、ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」の上質で爽快な走りに磨きをかけた。

新型アコード

国内向けホンダ車として「Google」「Honda SENSING 360」など初搭載

 新型アコードには、国内向けホンダ車として初めてGoogleを搭載。Google アシスタント、Google マップ、Google Playを車内で簡単に利用することが可能。これらによって、普段からスマートフォンなどで使っているアプリをドライブでもシームレスに使えることで、より便利でパーソナライズされた快適なモビリティライフを実現させる。

国内向けホンダ車として初採用の「エクスペリエンスセレクション ダイヤル」

 また、国内向けホンダ車として初採用の「エクスペリエンスセレクション ダイヤル」で、エアコンやオーディオソース、音量、照明の色や明るさなどの設定を組み合わせて登録し、1つのダイヤルでまとめて簡単に操作できるようにした。

 国内向けホンダ車に初搭載となる最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」では、約100度の有効水平画角を持つフロントセンサーカメラに加え、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを装備することによって360度センシングを実現。また、従来の「Honda SENSING」の機能に、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能も加わり、より安心・安全な運転環境を提供するとしている。

 さらに、2025年には、車両周辺の死角をカバーし、交通事故の回避やドライバーの運転負荷の軽減をサポートする全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360+」をアコードに搭載し、発売する予定。「Honda SENSING 360」の機能に、ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムが加わり、すべての人が心から安心して自由に移動できることに加え、「積極的に出かけたい」「もっと遠くまで行きたい」と思えるようなクルマの提供を目指すとしている。

 そのほか走行性能では、新開発の「モーションマネジメントシステム」を国内向けホンダ車として初めて搭載。コーナリング時にスムーズな車両挙動を支援する電子制御システム「アジャイルハンドリングアシスト」に、新たに「前荷重制御」の技術を加えて、滑りやすい雪道や雨で濡れた路面から、市街地やワインディングなどでの一般走行まで、さまざまな走行シーンでドライバーの思い通りに運転するのを支援する。

 ボディカラーについては、「プラチナホワイト・パール」「イグナイトレッド・メタリック」「キャニオンリバーブルー・メタリック」「メテオロイドグレー・メタリック」「クリスタルブラック・パール」を用意する。