スーパーフォーミュラ「SF23」の自律走行車両によるレース「Abu Dhabi Autonomous Racing League」4月27日開催

スーパーフォーミュラ「SF23」から開発された自律走行車両がAbu Dhabi Autonomous Racing Leagueに採用された

　日本レースプロモーション（JRP）は3月19日、JRPとパートナーシップを締結しているASPIREが立ち上げた中東初の自律走行レースリーグ「Abu Dhabi Autonomous Racing League」（A2RL）が、4月27日に開催決定したと発表。

　A2RLに、全日本スーパーフォーミュラ選手権の「SF23」から開発された自律走行車両が採用されたことなど、一部詳細が公表された。

　ASPIREは、アラブ首⻑国連邦のアブダビにおける先端技術研究機関であるUAE先進技術研究評議会（ATRC）において、プログラム開発を担う企業。自律走行車とAIの研究開発を通じて、交通安全に貢献する技術開発を目的とした画期的な新しいレースシリーズとして、自律走行レースリーグのA2RLを立ち上げた。

　4月27日に実施されるA2RLでは、コンピューター科学者、プログラマー、エンジニアが主役となり、ASPIREが準備する車両とベースソフトウェアに、チームそれぞれが追加搭載する自律走行ソフトウェアとアルゴリズムを開発し、レースを通じてその技術を競う。同大会の決勝レースには世界中から8チームが参戦し、賞金総額224万ドル（約2億7000万円）をかけて争われる。