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日産、フォーミュラE 2024年東京大会の公式レースパートナーに

2024年3月21日 発表

日産のフォーミュラEマシン

 日産自動車は3月21日、日本で初開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権の東京大会(3月30日開催)において、Formula E Operations Ltd.とオフィシャル レースパートナーシップを締結したと発表した。

 日産は、同大会の公式レースパートナーとして、大会当日3月30日に行なわれるファンエキシビジョン「エレクトリフィケーション・ラップ」において、SUPER GT GT500クラスのドライバーがNISMOモデルのEV(電気自動車)でデモンストレーション走行を行ない、初開催となる東京大会を盛り上げる。

 同パートナーシップは、電動化のイノベーションや持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを推進する日産と、EVの普及促進をミッションとするフォーミュラEの思いが合致し、実現。

 日産フォーミュラEチーム マネージングディレクター兼チーム監督のトマソ ヴォルペ氏は「日産は歴史的な開催となる東京大会で、フォーミュラ Eとパートナーシップを組めることを嬉しく思います。このコラボレーションはレースを超えて、日産のよりクリーンでワクワクする未来を目指すビジョンとともに、東京大会をイノベーションとサステナビリティの祭典へと導くでしょう。日産が『他のやらぬことを、やる』精神で、東京大会と電気自動車のモータースポーツに貢献できることを誇りに思います」とコメント。

 Formula E 共同創設者/チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーのアルベルト・ロンゴ氏は「卓越した技術力とエンジニアリングで尊敬を集める日本に、フォーミュラEレースを紹介できることを嬉しく思っています。ともに持続可能な未来を目指す日産自動車とのパートナーシップは、この画期的なイベントを盛り上げるだけでなく、ファンの体験も大きく向上させることでしょう。ファンの皆さまにフォーミュラEの感動をお届けするのが待ちきれません」とコメントしている。

 東京大会のコースは、東京ビッグサイトを囲むように設置。18のコーナーを含む全長2.58kmのストリートサーキットは、3本の長いストレートやタイトでテクニカルな連続コーナーなどで構成されるのが特徴。さらに、レース会場に設置されるファンビレッジでは、ゲーミングアリーナやキッズゾーン、表彰式が行なわれるステージエリアなどが用意され、フォーミュラ Eの世界感を味わえるコンテンツを楽しむことができる。

日産のフォーミュラEマシン