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ホンダジェット、丸紅エアロスペースからJapan General Aviation Serviceが日本のサービス業務を引き継ぎ

2024年3月25日(現地時間) 発表

HondaJet Elite II

国内販売もHACIが直接行なう体制に変更

 本田技研工業の航空機事業子会社ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は3月25日(現地時間)、「HondaJet(ホンダジェット)」の日本における顧客サポート体制について、新たにJapan General Aviation Service(JGAS)を日本における認定サービスセンターに指定すると発表した。

 日本では、2018年6月のHondaJet Elite販売開始以降、丸紅エアロスペースがサービス業務を管理していた。2024年4月1日からはサービス業務をJGASが引き継ぎ、HondaJetの整備・メンテナンスなどの各種アフターサービスを提供する。

 また、4月からHondaJetの国内販売についてもHACIが直接行なう体制に変更され、これに伴いJGASはHondaJetに関するユーザーからの問い合わせ窓口として、購入サポートも担う。

 新たに認定サービスセンターに指定されたJGASは、東京や鹿児島に国土交通省の認定を受けた整備施設を保有するとともに、高度な部品供給体制を通じて日本全国への航空機部品の迅速な配送を行なっているという。今回の指定により、日本のHondaJetのユーザーは、アフターサービスを受けるための移動が少なくなり、より迅速に高品質なアフターサービスを受けることが可能になるとしている。

 これらの取り組みは、HACIの新しい世界的な販売・サービスネットワーク戦略に沿ったもので、HondaJetのサービス体験の向上と、顧客サポートサービス全体における利便性や効率アップを目指す。

 ホンダ エアクラフト カンパニー取締役社長の山﨑英人氏は「2018年にHondaJetを日本で販売開始して以来、丸紅エアロスペースさまとの強力なパートナーシップのもと、日本における型式証明の取得手続きや、販売およびサービス活動を広く展開し、これまでに数多くのHondaJetを販売してきました。改めて丸紅エアロスペースさまのこれまでの活動に感謝いたします。これからはJGASさまとともに、より一層お客さまのニーズに沿った販売・サービスを通じて顧客満足度向上に寄与していきます」とコメントしている。

HondaJet Elite II