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いすゞ、小型バッテリEVトラック「エルフミオEV(荷台無架装状態)」の実車を展示中

2024年5月22日~24日 開催

入場無料(事前登録制)

いすゞのブースは展示ホール(小間番号D120)

 いすゞ自動車は、パシフィコ横浜で5月22日~24日の期間で開催されている「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展し、小型BEVトラック「ELFmio EV(エルフミオEV)」の実車展示のほか、いすゞのカーボンニュートラルへの取り組みなどを紹介している。

 いすゞでは、カーボンニュートラルの実現と、ドライバー不足解決の提案として現在のAT限定普通免許で運転できるトラックとしてELFmio EVを提案。ELFmio EVは2024年1月発売の量産バッテリEV。いすゞの商品開発の基盤である「I-MACS(Isuzu Modular Architecture and Component Standard)」を用いることで、車両の操作系やレイアウトをディーゼル車と可能な限り共通化している。

架装なしの状態で展示

 ELFmio EVは総重量3.5t未満のモデルとなり、現在の普通免許で運転できるだけでなく、幅1695mmの4ナンバーサイズと扱いやすいサイズであることも特徴。最大積載量は1050kg。

 バッテリEVとしての性能は40kWhのリチウムイオンバッテリを搭載し、1回の充電での走行距離はWLTCモードで115km。モーターの最高出力は90kWで最大トルクは370Nm。充電は普通充電とCHAdeMO方式の急速充電にも対応する。

メカニズムがよく分かる状態
走行用モーターはミッドにマウント
走行用バッテリは高電圧バッテリとして2か所に搭載
キャブ下は補機類
充電ソケットは右側面にある

 展示されたELFmio EVは荷台の架装のない状態のもので、キャブをチルトさせてメカニズムがよく分かる状態で置かれている。走行用バッテリや走行用モーターの場所が分かり、充電ソケットや補機バッテリの場所も確認できる。

ELFmio EVのスペック

 また、そのほかのカーボンニュートラル実現に向けた施策は、パネル展示で説明、さらに自動運転への取り組みもパネル展示している。