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富士スピードウェイオフィシャルカーにヒョンデのバッテリEV「IONIQ 5 N」採用

2024年8月1日 発表

ヒョンデのバッテリEV「IONIQ 5 N」

 ヒョンデ(Hyundai Mobility Japan)は8月1日、富士スピードウェイのオフィシャルカーとしてバッテリEV(電気自動車)「IONIQ 5 N」を提供すると発表した。IONIQ 5 Nのオフィシャルカーは、2024年8月1日〜2025年7月31日の1年間活用される予定。

 IONIQ 5 Nは、ヒョンデのハイパフォーマンスブランド「N」の初のEVモデル。6月5日から日本市場で販売が開始された。

 富士スピードウェイのオフィシャルカー選定にあたっては、体験走行会などで120km/h以上の高速走行に耐えられるパフォーマンスや耐久性が求められ、IONIQ 5 Nは、その厳しい要件を満たす1台として高く評価された。

 富士スピードウェイの担当者は「近年、EVのスポーツ走行やご来場は徐々に増加しているものの依然として少数派であり、またEV関連のインフラ整備もまだまだ需要に至っていないのが現状です。一方で、富士スピードウェイはEVのスポーツ走行やEVの普及自体にも積極的に取り組んでいきたいと思っております。今回、公式車両として初めてのEVであるIONIQ 5 Nを採用することで、富士スピードウェイがEVの受け入れについて前向きに取り組んでいることを広く認知していただけると考えている」とコメントしている。

 オフィシャルカー導入に関して、Hyundai Mobility Japanの趙代表取締役社長は「この度、オフィシャルカーとして採用していただきとてもうれしく思います。これをきっかけに富士スピードウェイに訪れるお客さま、そして日本のモータースポーツファンの皆さまにHyundaiのNとIONIQ 5 Nの魅力を伝えていきたいです」とコメントしている。

バッテリEV「IONIQ 5 N」