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トヨタ 2025年3月期第1四半期決算、4~6月期として過去最高 営業収益11兆8378億円、営業利益1兆3084億円
2024年8月1日 14:08
2025年3月期 第1四半期は増収増益、販売台数は減少するも利益増
トヨタ自動車は8月1日、2025年3月期 第1四半期(2024年4月~6月)決算を発表した。営業収益は11兆8378億円(前期比1兆2910億円増、12.2%増)、営業利益は1兆3084億円(1875億円増、16.7%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1兆3333億円(219億円増、1.7増)。営業利益率は11.1%と、前期の10.6%から向上した。
営業収益、営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益はいずれも第1四半期として過去最高になる。
営業利益の増減要因としては、為替変動によって3700億円増、原価改善で550億円増、営業面の努力で700億円増、諸経費の増減で2250億円減などとなって、為替・スワップ等の影響を除くと1000億円の減益となった。
販売台数は232万6000台から225万2000台へと減少、前年同期比96.8%となった。電動車の比率はハイブリッドの伸長などにより34.2%から43.2%へと向上、認証問題による販売台数減少は日本地域の53万2000台から42万1000台という数字に表われているとした。
なお、通期の営業利益見通し4兆3000億円に変更はないとしている。