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ロータス、3人乗りEVコンセプトカー「セオリー1」公開

2024年9月17日(現地時間) 発表

 ロータスは9月17日(現地時間)、3人乗りバッテリEV(電気自動車)のスポーツコンセプトカー「セオリー1(Theory 1)」を公開した。「セオリー1」は、インテリジェント・パフォーマンス・カーの未来を体現する初のコンセプトカーとしている。

 ボディサイズは4490✕2000✕1140mm(全長✕全幅✕全高)、ホイールベースは2650mm。3人乗りのスポーツカーで、ドライバー席が中央にあり、ドライバー席の後ろにパッセンジャーが2人、横並びで座る構造。目標とする技術仕様は、バッテリ容量70kWhで、WLTP総合航続距離は402km。最高出力は1000PSで、最高速は320km/h、ドライブトレーンはAWDとなり、0-100km/h加速2.5秒を目指す。

3人乗りのセオリー1
ロータスのEVコンセプト「セオリー1」

 ロータスでは、この「セオリー1」の発表と合わせて新しいデザイン・マニフェスト「ロータス セオリー」を発表。「デジタル」「ナチュラル」「アナログ」をロータスのDNAとして、将来のすべてのロータス車の基礎になるという。「デジタル」による没入感、インテリジェントで直感的な体験、「ナチュラル」としてエモーショナルでつながりのある、人間中心のデザインに命を吹き込み、「アナログ」によるロータスのパフォーマンス・エンジニアリングを継続的に進化させるという。

 ロータス・グループ デザイン担当副社長のベン・ペイン氏は「Theory 1では、ロータス76年の歴史の中で成し遂げてきたことのすべてをベースに、パフォーマンス・ビークルへの限界を目指しました。未来のクルマは、デジタルとアナログの両機能が調和でき、それぞれが妥協する必要がないことを示したかったのです。そうすることで、私たちは、生の感情、機能性、そしてコネクションの新たなベンチマークを設定することができ、ドライバーに最高の没入型ドライビング体験をもたらすことができるのです」とコメントしている。

ロータスのEVコンセプト「セオリー1」